私が釣りを始めてびっくりしたのが、イカが釣れるということ。すぐに釣ってみたいと思ったターゲットだ。私同様釣ってみたいと思っている方も多いのではないだろうか?今回は、エギングで最初に揃えるべきタックルについて紹介したい。
(アイキャッチ画像撮影:TSURINEWS編集部・中西)
エギングで釣れるアオリイカ
釣りをしない人からすると、アオリイカはあまりなじみのないイカなのではないだろうか?私も釣りを始めるまでそんなイカがいることすら知らなかった。ただ、一度この世界に入ると頻繁に名前を聞くようになるイカで、知ってしまえば結構テレビなどでも紹介されていたりするイカなのである。
アオリイカは、「エギング」という釣りで狙うのが一般的だ。エギングは、サオとイトを巻いたリール、これにエギと呼ばれるルアーさえあれば入門でき、関西であれば大阪湾奥の一部を除いてほとんどのエリアで狙うことのできる、非常に手軽で、釣って楽しく食べて美味しいと、三拍子そろった釣りである。
そして、秋は新子と呼ばれる初夏に生まれた子供のアオリイカが数釣れる時期。入門にも最高の時期なので、ぜひタックルを揃えて挑戦してほしい。
エギングのタックル
タックル紹介を始める前に、まずはタックルが何かについて解説しておこう。タックルとは、ようは釣り道具のこと。アオリイカエギングでは、サオ、リール、ライン、ショックリーダー、スナップ、エギのことを指す。
基本的にどんなタックルでも釣ることはできるだろうが、楽しく釣るには流用するにしても押さえておきたいポイントがある。今回は、本気でエギングを始めたいと思っているビギナーに向け、必要タックルを紹介していく。
エギングのサオ
サオは専用のエギングロッドを使用するのがいい。この釣りに興味を持ってこの釣りから釣りを始めるのであれば、エギングロッドがお勧めだ。飽きっぽい性格で始める前から釣りを続ける自信がないのであれば、リールとラインがセットになった安物でもいいが、エギングを足掛かりに釣りを趣味にしようと考えているのであれば、1万円程度のエントリーグレードを選ぶのが吉。
というのも、このエギングロッドは非常に汎用性が高く。様々なほかの釣りに流用できるためだ。本格的にやるのであればそれぞれの魚種に合わせた専用品がいいが、とりあえずエギングロッドさえあれば小型の青物くらいまでなら問題なく釣れるのだ。
すでに他の釣りをやっていて、タックルを流用しようと考えている方は、胴がしっかりしているサオで20gくらいまで投げられるものであれば流用可能。20gというのは3.5号エギの重量で、胴がしっかりしているというのは、エギをしっかりアクションさせるために必要な要件。とはいえ、たいていのルアーロッドならやってやれないことはない。まずは手持ちのサオでやってみるのもありだろう。
エギングのリール
リールは2000番~3000番くらい。最近のリールは非常に性能がいいので、7000~8000円も出せば十分な性能のものが手に入るだろう。こだわるのなら、リールハンドルを放した際に勝手に回転しないダブルハンドルを選んでおこう。