アジは本来、春~夏が旬と言われていますが、東京湾では周年狙えるターゲットになっています。ここでは船長に聞いた「LTアジに挑戦する際の初心者の心得」を紹介します。
(アイキャッチ画像撮影:TSURINEWS編集部・佐藤理)
船酔いへの対策
「『船酔いしたらトイレに行かないこと』。どうしても吐きたくなってしまうことはあります。しかし、閉鎖空間のトイレやキャビンにこもってしまうと余計に船酔いが激しくなってしまいます。吐くときは海に、そして遠くを見ましょう」。初めて乗船する人は、あらかじめ酔い止めを飲むことを勧めます。アネロンニスキャップは子ども用もあります。
※コロナ禍でキャビンの使用は制限されています。
氷の扱い方にも注意を
「氷の扱いを間違える人が多いですね。氷は船に載せていない場合が多いですから、朝の受付時に渡した氷が途中でなくなったら、港に戻るまではありません。クーラーボックスに海水を多く流し入れて溶かしてしまう人がいます。その後、追加がないことを知って慌てる人が意外と多い。クーラーに入れる海水は氷や魚が浸る程度にしてください」。夏場はアッという間に魚が痛んでしまうので、こまめにバケツからクーラーボックスへ。
上記以外にも分からないことや不安に感じたことは出船前や乗船中、船長に聞きましょう。