解禁直後のコマセカツオ&キハダの状況を取材しに、相模湾小坪の太郎丸に乗船した。キハダこそ出なかったものの、良型のカツオが好調に釣れた当日の模様をお届けする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 大高崇)
型ぞろいでクーラー満タン
ともすれば「一日1回の時合いを逃したら終了」そんなギャンブル要素が強い釣りともいえるが、この日は「反応出たり入ったりしているよ」と船長がアナウンスするほど、一日満遍なくチャンスタイムがあり、コマセで群れの動きを足止めするようなこの釣りにとっては絶好の条件となり、終日アタリ続けて正午ごろに納竿。
釣果は5kg級も多数交じりオデコなしで3~7尾とシーズン序盤から絶好調。型ぞろいなので、80L級クーラーが満タンになった人も。
前述した通り、バラシは多数。釣りに「たられば」はご法度だが、バラシ対策さえハマればツ抜けも夢ではない。なお、この日キハダは上がらなかったが7日には22kg、23kgが上がっており、こちらも期待できそうだ。
レンタルタックルで挑戦を
同船は大型電動リールのレンタルタックルを完備(¥2000)。電動リールはしっかりとメンテナンスされた大物対応のメーカー品なのでビギナーだけでなく、「道具をすぐに買いそろえられないけどやってみたい」という沖釣りファンも納得できる道具で気軽にチャレンジできる。
身近になったカツオ・キハダ釣り。今年も黒潮に乗って夏がやってきた。
<週刊つりニュース関東版 大高崇/TSURINEWS編>