水温の上昇とともに、伊勢湾奥も活気づいてきた。根魚やメバルも安定傾向だ。そこで、3日間連続で釣行してきたのでレポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・浅井達志)
3日目はノベザオで岸際狙い
そして15日は霞ケ浦ふ頭で午後8時に開始。セイゴが単発でヒットするものの、潮は動かない。下げ潮が効いてくるころには切り上げる予定なので、ここは手堅くカサゴに遊んでもらおう。
そこで2.7mのノベザオに持ち替え、1gのジグヘッドで岸壁際に狙いを絞る。イトの出し入れがないので手返しは抜群。カーブフォールで探ると、いいペースでヒットが続く。サイズは今ひとつだが、イト鳴りさせながらのダイレクトなファイトは楽しさ満点だ。
サプライズゲストにキジハタ登場
ここで強烈なヒット。グイグイと潜り込む相手をサオの反発で浮かせると、この日一番の良型だ。ハリを外そうと下アゴを持つと、何かが指に刺さる。ここで改めて魚体を見ると、なんとキジハタではないか。23cmと小ぶりだが、うれしいサプライズだ。
リリース後、再投入すると再びヒット。急いでサオを起こすが、激しいイト鳴りと同時にカキ殻に擦られてしまった。引きの強さは先ほどの比ではない。ラインを飛ばされてしまったので正体は分からずじまいだが、あの魚は何だったのか。
時間になったのでここで終了としたが、サプライズゲストに満足のはずが、悔しさの募る釣行となってしまった。次はぜひとも、相手の正体を確かめてみたいものだ。
<週刊つりニュース中部版APC・浅井達志/TSURINEWS編>
霞ケ浦ふ頭