アユトモ釣りのお勧め河川として、6月1日に解禁する山梨県の桂川を紹介する。8月末までが期間だが、一部で設けられている専用区では9月15日まで楽しめる。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース特別版 APC・内藤茂幸)
山梨県・桂川
6月1日(火)、山梨県桂川の本支流が解禁となる(桂川漁協)。
本流上流は大月市~上野原市の区間で8月末までトモ釣りの期間だが、一部で設けられている専用区では9月15日まで楽しめる。
本流下流部
本流は最下流に位置する松留発電所放水口~桂川橋までの区間は水量が豊富で8月中旬以降は大型実績多数。シーズン次第で は尺級も交じる。
本流中流部
中流域では富浜支部、小泉オトリ店周辺が駐車場もあり、釣果も毎年安定している。少し上流側の猿橋支部の公園周辺の瀬は駐車スペースも十分で放流量が多く、混雑しがちだが人気で期待もできる。
各支流について
放流が行われている3本の支流についても紹介したい。
笹子(ささご)川
中央道大月ICから近く、本流が増水時や濁ったときにソ上する。魚止めのエン堤が多いが、細かく放流が行われているので釣果は毎年安定している。特に真木川と合流する上流域は駐車スペースがあり、放流量が多く、所属する釣りクラブのメンバーが毎年竿を出すが、いい年には1束を狙える。かなり上流まで部分的に放流が行われている支流だ。
葛野(かずの)川
こちらも本流からのソ上があり、中流域までエン堤がなく、宮古橋下流のエン堤までソ上するため、魚影が濃い。また、上流側でも部分的に放流が細かく行われる。