夜でもトップに躍り出て、ド派手なバイトで楽しませてくれるナマズ。狙えば晩秋まで釣れるが、最も熱いシーズンは今。今回はそんなナマズゲームについて解説したい。
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手軽だからこそマナー厳守で
前述した通り、ナマズゲームは極めて身近な都市型河川が舞台となる。当然河川の周りは住宅街であったり、店舗が並ぶ所もある。まずゴミは必ず持ち帰ること。そして住民の迷惑になるような場所に車は止めないこと。またナマズが釣れてうれしいとは思うが、大声で騒いだりしないこと。静かにひっそりと楽しむのは、この大人の夜遊びの暗黙のルールだ。
コロナ禍で釣りブームが到来し、釣りを趣味とする人が飛躍的に増えたのはうれしいことだ。だが同時にマナー問題も大きくクローズアップされている。すでに愛知、三重で多くの堤防釣り場が釣り禁止となっていると聞く。
海だけではなくナマズゲームでも同じこと。一部のマナーの悪い釣り人によって、釣り場がどんどん少なくなるのは耐えがたいことだ。釣り人として以前に、人として最低限のルールやマナーを守って、初夏の夜遊びを楽しんでいただきたい。
<週刊つりニュース中部版 編集部/TSURINEWS編>