ミスバイトや乗せバラシは失意の息が漏れる瞬間だ。原因を分析して、次は確実にモノにしたい。今回はライトゲームの代表的対象魚三種について、ミスバイトの出方による対策を考えてみよう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)
カサゴゲームミスバイト
最後に、カサゴのミスバイト分析&対策について。
ショートバイト
カサゴのショートバイトは、まあどの魚種でもそうだが活性の問題が大きい。単純に釣れる魚ではあるが、潮の上げ下げに絡まないと、ほとんど食い気がでないカサゴもいる。ただショートバイトが連発して乗らない場合は活性ではない。これは、ワームのサイズが問題だ。
カサゴは小さな個体でもワームサイズは基本的にある程度まで大きい方が反応はいい。ガッツリ食ってくる。2inch程度のソルト入り高比重バスワームを軽量リグと組み合わせ、底をふわふわさせると食わせやすい。
乗せバラシ
カサゴの乗せバラシは、アワセ遅れだ。ハリが口元に食いついていない。カサゴはライトゲーム魚種でもアワセが結構大事な魚で、特に大型が増える冬場はしっかりとアワセてハリがかりさせ、バイトの瞬間に上を向かせないと根に潜られる危険もある。
<井上海生/TSURINEWSライター>