金沢八景(瀬戸橋)の荒川屋で、「花見ガレイ」狙いが開幕した。釣果を見ていると良型が上がり始めたので、3月1日に釣行。本命2匹を仕留めたのでリポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)
待望の本命ゲット
開始から2時間が経過したところで船は幸浦沖へ移動。しかし、約1時間探ってもノーヒット。さらに杉田沖へ移動して風が南東に変わったところでアンカーを入れ直したのが12時半だった。
ここまでエサ取りの気配すらなかったのが、上げ潮に変わってからフグがちょっかいを出し始めた。「明らかに海の中に違いがでてきている」と察していると、近くの船で30cm級が上がった。
その30分後、私の竿先がチョンチョンと動いた。手に持って聞き上げてみたが、魚は掛かっていない。さらに2~3分待って再度聞き上げると、グン、グンの手応え。リールを巻くと水深の半分までは素直に上がってきたが、途中から横走り。
25cm級の小型ながら楽しませてくれたマコガレイを竿の弾力で抜き上げる。諦めかけていたなかでの1尾を手中にできて嬉しい。
32cmマコガレイ追釣
その15分後、同じ竿にアタリ。今度は最初から2~3分放置して聞き上げると、グン、グン、グンという良型の手応えが伝わってきた。今度の魚も先ほどと同じように上で横走り、ふた回りサイズアップした32cmをゲット。
14時。船が幸浦沖に戻ってくると南風は7~8mに強まり、アタリが見えづらい。それでも右舷トモの緒方さんは33cmを追加。その後、私のゲームロッドに魚は掛ったが30cm級のショウサイフグで海面バラシ。
15時に沖上がり。船中釣果は25~39cmマコガレイがトップ2尾。スズキとシロギスが交じった。
船長のコメント
「これからカレイが産卵後の体力回復にエサをどんどん捕食するようになってきますからぜひ釣りに来てくださいね」
<週刊つりニュース関東版APC・木津光永/TSURINEWS編>