今さら聞けない『渓流エサ釣り』のキホン:釣行時の服装と装備

今さら聞けない『渓流エサ釣り』のキホン:釣行時の服装と装備

密を避けられると注目を浴びている渓流釣り、入門者にとってはどんな装備が必要なのかは気になるところだと思う。今回は渓流釣りの基本的な装備について解説しよう。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版 APC・津曲隼丞)

TSURINEWS編集部

淡水の釣り 渓流釣り

渓流釣りの基本装備

今回は渓流釣りの基本的な装備について解説する。以下を参考にして装備を吟味し、マナーを守って釣りを楽しんでほしい。

今さら聞けない『渓流エサ釣り』のキホン:釣行時の服装と装備渓流釣りの基本的な装備(提供:週刊つりニュース西部版 APC・津曲隼丞)

1.帽子

釣り用は、つばが長く強い日差しにも対応している。熱中症やケガ防止の観点からも必携。

2.偏光グラス

水面下の状態が分かるので仕掛けが流しやすい。優秀なグラスだと魚に悟られることなくいち早く魚影を見つけだすことができる。また、草薮を漕ぐ場合や水面乱反射による目の保護となる。

3.レインウエア

通常のレインウエアよりも短く、川に立ち込んでも濡れにくい。突然の風雨に対応できるように防水・透湿性のウエアを選びたい。

4.フォーセップ

魚がハリをのみ込み、簡単に外れない場合が多い。手返しよく外すためにはフライで使われるフォーセップが重宝する。個人的には専用ハリ外し器よりも扱いやすい。ペンチの要領で、ハリ軸をつまんで、少し押し込み、引き抜くと簡単に外れる。

5.エサ箱

保冷のきくステンレス製が使いやすい。ただし、クロカワ虫は通気性の良い竹編み製がよく、ミミズには桐箱が良かったり、エサの種類で使い分けている。

6.ベスト

現在はアユ用のベストを共用している。収納個所が多く、事前に巻いた仕掛けのケースやハリ、オモリなど一式を各ポケットに収納している。また、立ち込んでも浸水しにくいショートタイプを愛用している。

7.ハサミ・ガン玉外し・簡単おまつりほどき(ニードル)

ゴム張りはともかく、ガン玉は素手では取れないからガン玉外しは必携。また、細イトを多用する渓流釣りは、イトが絡みやすい。簡単おまつりほどきの専用器具があると解消できる。

8.タモ

源流・渓流用には25cm径、開けた渓流・本流用に28~30cm径の渓流用タモを使用している。

9.エンドロープ

タモの流出防止用。

10.魚籠(びく)

持ち帰り用に釣り上げて保冷しておくためのビク。保冷剤よりも砕いた氷が新鮮に保存できる。リリース目的や本流域では、アユ用の引き舟で魚を活かして、ゲーム感覚で楽しんでいる。

11.渓流ザオ

4.5~8.5mを川幅に応じて使用している。初心者向きに最初の1本を購入するのなら硬調の6mのズームタイプだろう。ズームタイプなので、最長の6mで開けた渓流を、最短の5mに縮めたら川幅の狭くなる上流域で使用できる。硬調のサオは胴がやや硬いのでフッキングしやすい。また、振り込みやすく、掛けてからも胴ブレも抑えられ、バラシのトラブルも少ないと感じている。

他にも、源流域で硬調~超硬調の4.5m、本流域で大物対応の胴調子の7mと8.5m、里川や開けた渓流域でやり取りが楽しめる6.5mの軟調子を私は使用している。

12.ウェーダー

渓流を快適に釣り歩くためには防水のウェーダーが必須になる。川を渡渉することが多いので、水の侵入を防ぐためにも胸まであるチェストハイ(写真左側のもの)がお勧め。ただし、転倒防止のために腰にベルトを着用すること。

今さら聞けない『渓流エサ釣り』のキホン:釣行時の服装と装備ウェーダーは必須(提供:週刊つりニュース西部版 APC・津曲隼丞)

本流釣りや水温の低い春は、保温性や水抵抗を軽減できるネオプレーン製のフィットスリムウェーダーか+鮎タビのスタイル(左写真右側のもの)をお勧めする。

暑くなる初夏からは、チェストハイウェーダーを中心に、登山要素も含まれる源流域では、速乾性のトレッキングパンツ+ネオプレーン製スパッツ+沢登り用ソックス+沢登り用フェルト付きシューズで積極的に濡れるスタイルが快適だ。

<週刊つりニュース西部版 APC・津曲隼丞/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース西部版』2021年3月19日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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