真冬の投げキス釣りで2ケタ釣果 厳寒期はポイント選定がキモ【和歌山】

真冬の投げキス釣りで2ケタ釣果 厳寒期はポイント選定がキモ【和歌山】

1月31日、和歌山県の田辺市にある芳養周辺で、真冬の投げキス釣りを楽しんだ。暖かい日が続いた後、期待通り2ケタ釣果を得ることができた。

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(アイキャッチ画像提供:WEBライター・牧野博)

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牧野博

初めて投げ竿を持ったのはもう50年近く前、関東で就職してからクラブに入会し、投げ釣りの面白さに魅了されました。根掛かりの多い砂地の磯場や河口内でわざわざ引き釣りをするという特異な習性があるほか、秋にはヘラ竿を持って汽水域を徘徊することもあるようです。

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釣果&冬の好ポイント

この日の釣果はキス17cmまでを17匹、チャリコ1匹とガッチョが2匹だった。

真冬の投げキス釣りで2ケタ釣果 厳寒期はポイント選定がキモ【和歌山】当日の釣果(提供:WEBライター・牧野博)

厳寒期のキスは、ほぼ釣れるポイントが決まっている。そのエリアの中で、山や高い護岸を背にした風の緩いポイントをマークしてみるといい。今回の様に、意外に湾奥の浅場のようなところでも釣れる時がある。浅場は気温の上下に影響されやすいので、寒波がくると難しくなる。しかしその反面、好天が続くと水温の上昇も速い。やや日が高くなってからのほうが可能性は高い。

他には、やはり水深のある比較的大きな港や漁港の港内や船道も、安定したポイントである。いずれにしても、高水温期に比べポイントはかなり限定される。

また、釣行前の数日の天候や気温の推移も重要で、比較的水温が高めであっても、急に寒波がきて冷え込んだりすると食い渋ったりする。

さびく速度は11~12月よりさらに遅くしたほうがいい。魚信も小さいので、集中力も必要だ。それだけにキスを手にした時の喜びは何物にも代えがたいものがある。釣行の際は防寒をしっかりとして、フィッシングブーツなどで足元を固め、フローティングベストも着用し、足場の良いところを選んで釣りに出掛けよう。

<牧野博/TSURINEWS・WEBライター>

▼この釣り場について
芳養・大屋周辺