『メバリング』ステップアップ解説:「チューブラーロッド」が面白いワケ

『メバリング』ステップアップ解説:「チューブラーロッド」が面白いワケ

メバルロッドは乗せ感の良いソリッドティップが主流。しかし、中級者以上はチューブラーロッドをあえて持っていきたい。メバリングがすごく面白くなる。

(アイキャッチ画像提供:WEBライター・井上海生)

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井上海生

フィールドは大阪近郊。ライトゲームメイン。華奢なアジングロッドで大物を獲ることにロマンを感じます。

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ソルトルアー ショア

メバルの乗せは1割減くらい

ソリッドティップとチューブラーティップ。メバルを釣る上で、どれくらい釣果が分かれるか。筆者としては、まったく変わらない。しかしおそらく、実際1割程度はチューブラーが落ちるだろう。乗せ感のよさ、つまり弾きにくさ、これはソリッドがどうしても強い。

とはいえ、そこはドラグやジグヘッド形状で補える。簡潔にいえば、少しドラグは緩めに設定して、アジング用のオープンゲイブ、ショートシャンクのジグヘッドを使えば、乗せはほとんどソリッドと同等になるはず。

ぜひ、メバリング中級者以上にはチューブラーを推したい。

『メバリング』ステップアップ解説:「チューブラーロッド」が面白いワケ使い込めばソリッドと遜色なく獲れる(提供:WEBライター・井上海生)

来期からチューブラーに

メバリングもシーズン中盤から後半戦に差し掛かろうとしている。今あるロッドで今シーズンは通そう。難しくなる今後の低水温期に、手に馴染んだロッドを変えると、それこそ釣果が落ちる。チューブラーへのステップアップは、来期以降、じっくりサオを見てからにしたい。

「こんなハリであのショートバイトが取れるの?」というくらいハリの強い機種もある。しかし、何でも「慣れ」だ。大体メバルロッドはライトソルトでも長い歴史を持つものなので、研究は相当しつくされているだろう。見た目や触った印象と、現場での曲がり込みや魚の乗せ感は違う。使ってみたら、「チューブラー、すごい!面白い」と思うはずだ。

<井上海生/TSURINEWS・WEBライター>