今さら聞けないリールのキホン:ドラグ設定 ライン強度の1/3が目安?

今さら聞けないリールのキホン:ドラグ設定 ライン強度の1/3が目安?

魚の強い引きで生じるドラグ音は、釣り人を鼓舞する心地よい音。一種の快感でもありますが、今回はジギングシーンを例に、ドラグ設定について考えてみます。

(アイキャッチ画像提供:WEBライター・丸山明)

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丸山明

ゴムボートから始めたボート釣りも25年を過ぎ、もうover60です。釣りを極めたいです。

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リールの最大ドラグ力

リールの性能表には、「最大ドラグ力」という数値があります。沖釣りで使う大型ジギングリールで10kg、中型ジギングリールで7kg、という数値が多く、5~6kg位が汎用性が高い数値だと思います。

メーカーの定義

メーカーの定義は以下の通りです。

「基準ラインを規定量巻き、ドラグを最大限手で締めた状態で、ラインを引いた時に、ドラグが滑り始めた時点のテンションを最大ドラグ力といい、最大ドラグ力が5kgの場合、5kgを超える負荷がかかれば、フルドラグでも滑る」

ふと疑問に思うのが、基本的に「リール最大ドラグ力 < ライン最大強力値」となっている点。この理由は、上記した強力値の「1/3の近似値」からきています。

筆者のタックルセッティング例

私の場合、2号ラインを巻くリールの最大ドラグ力は6kgです。相応に締めこんでもブリクラスならばラインは出ます。しかし、一番怖いのは、ラインのキズとリーダーのノット部分からのラインブレイクです。

今さら聞けないリールのキホン:ドラグ設定 ライン強度の1/3が目安?ラインのキズとリーダーのノットにも注意(提供:WEBライター・丸山明)

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