ヤリイカは冬の堤防を盛り上げてくれる貴重な存在。釣って楽しく、食べて美味しいターゲットだ。1月14日、初心者の友人と2人で小田原の漁港で狙った。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・永井航)
小移動でケンサキイカ登場
このままではまずいと感じ、試しに小移動してみる。移動先でもタックルは同じで釣りを再開。しかしこちらも渋いようで、先行者も今日はダメとのこと。
ここでは私にケンサキイカがヒット。
ケンサキイカはたまにヤリイカ狙いで混じる。パッと見では見分けが難しいと思うが、ヤリイカよりも触腕が長く太いことが見分けのポイントになるだろう。
見慣れてくるとパッと見でも区別がつくようになる。ちなみにスルメイカもたまに釣れるが、スルメイカはヒレの形がヤリイカやケンサキイカと大きく違うためすぐにわかるだろう。美味しいイカなのは言うまでもない。
計6杯の釣果に
結局、この移動先でも状況は好転せず、ここで納竿とした。最終的には私と友人で3杯ずつの計6杯だった。
今後は良型のオスに期待
通常ではメスイカの後にメスよりも大きなオスイカが来る。今回はメス主体だったため、今後のオスの接岸に期待したい。
ヤリイカの接岸する量は年により異なり、ほとんどやってことないこともある。今年の接岸量はまだわからないが、今回の釣行時が走りだとしたら、今シーズンは期待できるものになりそうだ。
ヤリイカは刺身、炒め物、煮物などなんでも美味しいが、やはり上品なヤリイカの甘さが味わえる刺身がオススメだ。身近な堤防にも回ってくることも多く、道具立ても難しくない。過去の釣果を調べて釣れていたようなら、是非試して見てほしい。
<永井航/TSURINEWS・WEBライター>