2020年釣りには何回行った?一番遠かったところは?など、自分以外の釣り人がどんな釣りをしていたのかは気になるところ。WEBライター100人に2020年の釣行についてアンケートをとってみた。
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Q1.1年間の釣行回数
最初の質問は、ライター100人が「どれくらいの頻度で釣りに行っていたのか?」。
釣りライターなので、普通の人よりは多いことが予想されるが、結果はどうだろう?
グラフを見てみると、一番割合が多かったのが21~30回で、次いで11~20回、そこに51~80回が続いた。割合はいずれも20%くらいだ。全体を見ると、だいたい月1~2回の釣行ペースになる11~30回の層と、週1~2回のペースの41~80回の層に大分できる感じ。
回数的には10回以下のライターは7.3%と非常に少なく、最低でも月1で釣行しているライターが大半だった。そして、「100回以上」釣行しているライターも少なからずいるのは驚き。とはいえ年間100回なら、休みのたびに釣りに行けばサラリーマンでも実現可能。2021年は挑戦してみる?
Q2.一番遠かった場所への移動距離は
続いての質問は、「2020年の全釣行の中で一番遠かった場所までの移動距離を教えてください」というもの。
釣り人と言えば夜討ち朝駆けは当たり前、釣れていると聞けばどこへでも軽いフットワークで車を飛ばすイメージだが、はたして……。
こちらは自由回答だったためグラフ化はできなかったが、一番多かったのが、100~200kmの釣り場であった。まれに800km、460kmとかなりの遠征をされているライターもいたが、多くの方は高速道路を使えば日帰りできる距離が一番遠かったようだ。今回が初めてのアンケートなので比較はできないが、このあたりには新型コロナウイルスの影響もあったのではなかろうか?
ちなみに、ぶっちぎりで遠くに遠征されていたのは、「12000km」。もちろん遠征先は海外だ。
Q3.釣行にかかった費用は?
では、そんな釣行にかかった費用の合計はいったいいくらだったのか?こちらも自由回答のためグラフ化はできなかったが、20~30万円と答えた方が一番多く、次いで10~20万円という回答が続いた。
傾向を見てみると、やはり船釣りをメインにされている方の釣行費がかさむ傾向があり、平均費用は1万円~1万5千円。そのため、多くの方が釣行費50万円超という結果になった。また、100万円を超えた方の多くはそこに遠征の要素が加わっていた。
一方、移動は自転車、ルアーのロストを避けて、釣行回数101回以上で費用を2万円以下に抑えている方も。人それぞれの楽しみ方ができるのも釣りという趣味の懐の深さかも?
Q4.最も思い出に残っている釣行
こちらも自由回答のため回答は千差万別だったが、そんななかで複数の方から同じ回答があったのが、「コロナの自粛明けに行った釣り」というもの。
「釣りという行為がとても新鮮で楽しかったし、外の空気を思い切り吸えた。」という理由だそうだが、これには私も同感。というより、釣り人の多くが同じように感じたのではないだろうか?
ほかには記録更新の一匹を仕留めた釣行、船べりまで寄せたのに大物をばらしてしまった釣行、初めてクーラーに入りきらないほどの大釣りを体験した釣行、初めての魚に出あった釣行と、皆さん本当にうらやましい釣りをされたようだ。そして、「WEBマガジンTSURINEWSへ初めて投稿した釣行」という嬉しいコメントも。
Q5.思い出に残っている魚
「2020年に釣り上げた魚の中で、いちばん思い出に残っているものとその理由」という質問には、ウケクチウグイ、イチモンジタナゴ、ホワイトスタージオン、イヌバーといった名前も聞いたことないような珍しい魚、自身の身長より長いバラムツ25kgといった大物、アジングで釣れたキス25cmといった想定外の魚、おいしすぎたヤイトガツオなどが挙げられていた。
なかには珍しくもなんともないマダイをメモリアルフィッシュに上げている方もいたが、理由を見て納得。「釣りあげたマダイで孫のお食い初めをした」とのこと。これはメモリアル!
ちなみに、一番印象的だったのは、「特になし」と回答されたライター。この方、前問の「今年の釣行の中で最も思い出に残っている釣行と理由」の回答に、「佐多岬のアラ釣り。とれはしませんでしたが、ツムブリを泳がせたら100号のアラザオがリールシートの部分から折れたため。」と回答しており、これがとれていたら確実にメモリアルだっただろうと、思わずにはいられない……。