ルアーフィッシングをする上で、必ず聞くのが「ギア比」という言葉。実は釣りをする上で非常に重要な要素です。今回はこのギア比について、ベイトリールを例に紹介します。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・川上克利)
リールの「ギア比」とは?
ギア比はリールのハンドルを一回転回した際のスプールの回転数です。
このハンドルを回すとスプール部分が回転し、この回転数でギア比が決定します。ギア比の数値が高いほど、ハンドル一回転あたりのスプールの回転数が多くなりラインの回収速度が速くなり、反対にこのギア比の数値が低いとハンドル一回転あたりのスプールの回転数は少なくなり、ハンドル一回転で回収できるラインの長さは短くなります。
ギア比ってどこに書いてあるの?
そんなベイトリールのギア比ですが、多くのベイトリールにはボディのどこかに書いてあります。
このリールではハンドルの付け根部分にギア比が書いてあります。
7.2:1 gear ratio(ギア比)とは、ハンドルを一回転するとスプールが7.2回転するという表記です。
このタイプのベイトリールには直接的な数値が書いておらず、XG(エクストラハイギア)という表記があるだけです。
このアルファベットでのギア比の表記ですが、メーカーごとに表記基準が違うことがあるのであらかじめメーカーホームページなどで調べておきましょう。