今さら聞けないカサゴゲームのキホン:「根潜り」への対策術とは?

今さら聞けないカサゴゲームのキホン:「根潜り」への対策術とは?

カサゴゲームは楽しい。特に良型を掛けた時の「一瞬」のアワセにはゲーム性がある。根に潜られると条件次第では終戦。これをなんとか封じることにゲームの面白さがある。

(アイキャッチ画像提供:WEBライター・井上海生)

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井上海生

フィールドは大阪近郊。ライトゲームメイン。華奢なアジングロッドで大物を獲ることにロマンを感じます。

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潜られたら2分待つ

残念ながら根に潜られることもある。リールを巻いても、もう動かない時は、ラインを張らず緩めずで2分待とう。そしてドラグを強めに入れ直す。そして魚が動き出したら即巻き上げる。案外、手こずらせるヤツほど小型だったりするのが愛おしい。

今さら聞けないカサゴゲームのキホン:「根潜り」への対策術とは?手こずらせるヤツほど小さかったり(提供:WEBライター・井上海生)

しかし、2分経っても出てこない場合はそれまでだ。どういう理屈か分からないが、もう魚がついておらず、根掛かりになっていることが多い。本当になぜかは分からない。

そもそもカサゴは根に潜って、どうやってあんなふうにガチガチにロックできるのだろうか。あの頭でっかちなエラブタ部分をストラクチャーの隙間に張って、踏ん張るのか…。そんな大した魚でもないくせに、と思っているうちは、釣り負けるのかもしれない。気を抜くべからずだ。

冬のカサゴゲームを楽しもう

メバルに目がいきがちな冬だが、ライトロックでいえば、カサゴもターゲットになる。何かの動画であの児島玲子さんも語った「食べて美味しいのは絶対カサゴ」、「メバルよりカサゴの方が面白い」。これに私も同意するものである。その釣りの趣は最初の根に潜る動きの封殺にあると思う。冬は抱卵個体の大型、尺クラスの期待もある。カサゴゲームを楽しもう。

<井上海生/TSURINEWS・WEBライター>