東京湾の秋のシーバスゲームにおいて、ファンが心待ちにしている「コノシロパターン」。今回は、この釣りの魅力や注意点、実釣の様子をレポートしよう。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・山根央之)
77cm頭に良型シーバス連発
潮の下がり具合に合わせてポイントをかえる予定で下げ5割から入水し、一か所目のポイントで早速良型がヒットした。目の前で豪快にエラ洗いをされるが何とかいなして無事77cmのシーバスをキャッチした。
潮が下げてきたので本命のポイントまで進んでいく。先ほど77cmを釣った場所はすでに干上がっている。コノシロの群れもほどよく入っており、弟曰くあと30分くらいでボイルが始まるらしいが、今日はどうだろうか?
読み通り干潮間際のタイミングで豪快なボイルが発生した。もはや青物も交じっていると思えるほどのナブラとなり、ここからは爆釣タイムだ。1時間弱の間に73cmを筆頭に60cm台を6匹釣ることができた。コノシロより少し大きいボラが目の前で追われている光景は大変迫力があった。やはりウェーディングは生き物との距離が近くて面白い。
まだまだ粘れば釣れる状況ではあったが、潮が満ち始めたタイミングで帰路についた。干満差のある場所でのウェーディングでは早めの行動が大切だ。今年も無事にコノシロパターンを堪能することができた。今後も安全第一で自然と触れ合っていきたいと思う。
<山根央之/TSURINEWS・WEBライター>