釣行後のタックルメンテナンス術:泳がせ釣り 鱗やコマセにご注意を

釣行後のタックルメンテナンス術:泳がせ釣り 鱗やコマセにご注意を

釣り後は疲れて「明日洗おう」なんてことを思う人も多いと思いますが、最低限やっておきたいメンテナンスがあります。今回は「泳がせ釣り」後のメンテを紹介します。

(アイキャッチ画像提供:WEBライター・山本高史)

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山本高史

響灘を中心にホットな情報をお送りして、皆様の釣りライフに少しでも、お役に立ちたいと思っております。これからは、自分がやった事の無い釣りにも挑戦していこうと思います。よろしくお願いします。

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船釣り エサ釣り

泳がせ釣り後のメンテナンス

泳がせ釣行も終わり、ヘロヘロに疲れている状況の中でも、ロッド&リールのメンテナンスが必要になります。何故か?次の釣行時にトラブルが起きないように、各自でメンテナンスをする必要があるからです。今回は、私のメンテナンスの方法を紹介します。

泳がせ釣りは、自然界の食物連鎖を上手く使っている釣りです。小アジをポイントに行く前に釣り、その小アジをハリに付けて落としていく釣りになります。

泳がせ釣りのタックル

タックルも多種多様で、竿は軟らかめが良いようですが、私はオールマイティーで使用できる、デッキスティック222(7:3調子)を使用、電動リールはフォースマスター3000を使用しています。

釣行後のタックルメンテナンス術:泳がせ釣り 鱗やコマセにご注意を筆者愛用のロッド(提供:WEBライター・山本高史)

仕掛けも、これまた人それぞれで、釣具店で売っている泳がせ用仕掛けや、青物も狙う仕掛けなら落とし込み仕掛けを使用します。

オモリは、その時々にもよりますが、船長の指示を聞いて当日までに準備をしておくと良いでしょう。ただ、小アジを釣る場合は、短めの竿の方が、手返しが良いように思えます。

汚れやすい部分

泳がせ釣りで、どうしても避けられないのが、アジを釣る場合のコマセなどアミエビの汚れです。アミエビをカゴに入れる時、手に付いたまま竿を握るので、グリップ部分が臭くなってしまいます。

釣行後のタックルメンテナンス術:泳がせ釣り 鱗やコマセにご注意をグリップ部分の汚れ(提供:WEBライター・山本高史)

また、活きエサの鱗も付着することがあります。アジはあまり鱗が剥がれるような魚ではないので安心ですが、イワシではそうはいきません。鱗が手や竿に大量に付着してしまいます。

魚を締める際に出る大量の血が、釣り具に飛び散ることもあります。とくに締めた後は、クーラーボックスに入れるので、血があちこちに付いていることが多々あります。ウエアも要注意で、大型の魚を締めた時は、血が飛び、裾辺りに付着することがあります。

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