三浦縦貫道も延長され、ますます便利な釣りスポットとなった三浦半島。今回は城ヶ島沖で3kg級マダイは当たり前という「ヤリイカの泳がせ釣り」を紹介しよう。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・前島宣秀)
アタリとアワセ
剣崎沖12m、小網代沖7mが基本だが、フグとサメが多く、タナが深いとほぼフグやサメにやられるので要注意だ。イカがフグに食べられると、胴体に丸い穴ができるのですぐに分かる。
小刻みに竿が動くアタリはフグが多い。本命の前アタリは通常強く、竿先が2、3回動くが、ここでアワせるとほぼすっぽ抜けになる。竿がバタバタしている時は、まだヤリイカをくわえているだけだ。3~5秒後、竿が海中に大きく絞り込まれた時がアワセのタイミング。
やり取り
聞き上げるように竿を立てるとズシンとアタリが伝わってくるが、場合によってはそのまま巻き上げるよりも、フッキングを確実にするため、2、3度強く追いアワセを入れた方が効果的。この時期は特にサメが多く、竿をコントロールしながらの巻き上げになるが、スピードは可能な限り速くする必要がある。
ヤリイカが釣れない場合の裏技として、スーパーで手頃なサイズの冷凍、冷蔵イカを忍ばせておくと効果的だ。マダイこそ食わないが、潮が効いている時なら青物、メダイは高確率で釣れる。
<前島宣秀/TSURINEWS・WEBライター>