サニー商事から、新発売の陸っぱり用完全仕掛け「アポロ遠投サビキ」を使って、アジを狙った釣行の模様をレポートします。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版・佐藤)
「アポロ遠投サビキ」
サニー商事から、陸っぱり用完全仕掛け「アポロ遠投サビキ」が新発売。海釣り施設や海釣り公園はもちろん、防波堤や波止から手軽に遠投ウキ釣りが楽しめる。今まで、足元の竿下でのサビキ釣りしか経験のないビギナーにもお勧めのアイテム。
横須賀うみかぜ公園で実釣
10月下旬、サニーテスター・青柳幸樹さんに同行して実釣取材を行った。夜明け前の5時、横須賀市のうみかぜ公園に集合。タチウオ狙いの徹夜組と入れ替わるように、角近くに釣り座を確保。完全に明るくなった6時に釣り始める。
この日のタックルは、2.7mのコンパクトロッドに入門モデルのスピニングリール。ミチイトは扱いやすいナイロンライン。あえて、標準的なエントリータックルを使用した。
アポロ遠投サビキをセッティング
仕掛けは「アポロ遠投サビキセットS‐8号」を取り出す。完全セットで、竿、リールにこれだけあれば釣りができる。同製品にはアポロウキ、遠投サビキカゴ、糸ウキドメ、ゴムウキドメ、シモリ玉3個、ウキスナップ、サビキ仕掛けにナスオモリ3号が入っている。トラブルが少なく扱いやすい上カゴ式で、天ビンが一体化。投入時、ミチイトと仕掛けのオマツリを防ぐ効果がある。
さらに、セット方法ガイドが付いているので安心。ミチイトに①ウキ止めをセット②シモリ玉、ウキスナップ、シモリ玉の順に通す③ウキ止めゴムを付ける④ミチイトの先に遠投サビキカゴを結ぶ⑤天ビンの先にサビキ仕掛けを付ける⑥仕掛けの先にオモリを付けたらセット完了。
あとはサビキカゴにアミコマセを入れればOK。カゴ上部にはコマセの放出量を調整できるネジが付属。潮が速いとき、食いがいいとき、長い時間流したいときは下部の放出口を締め気味に。魚を寄せたいとき、潮が緩いとき、手返しを速めるときは開け気味にするといい。
青柳さんはウキ止めをカゴから4mの位置(タナ4m)にして仕掛け投入。着水したら、たるんだミチイトを巻き取って2、3度竿をあおってコマセを撒く。1分ちょっと待って反応がなければ仕掛けを回収。竿を手すりに置いて、サビキ仕掛けを垂らした状態でコマセを詰めると手前マツリのトラブルを防げる。