秋口に釣りやすくなり、市場への入荷も増えるハマチ（ブリの若魚）。おいしいハマチの見分け方を、奈良県中央卸売市場の丸中水産株式会社勤務の著者が紹介。
（アイキャッチ画像撮影：TSURINEWS関西編集部）
2020年10月30日
有吉紀朗
1967年兵庫県明石市生まれ。奈良県在住。水産系の学校出身で仕事も水産系。小型船舶免許も高校生で取得。釣り歴40年以上だけど下手の横好きで自分が釣れれば誰でも釣れる。
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ハマチの目利き
さてさて、そんなおいしいハマチを見分ける方法を紹介しよう。
売られているものは、殆ど切り身か刺し身になっていると思うので、色を見て鮮度を判断する。というのもハマチ（特に天然ハマチ）は色がかわるのが早いためだ。血合いはすぐに黒くなってくるし、身に透明感はなくなる。だから色がかわり始めた切り身は照り焼きのたれや味噌に漬け込んでいる。
切り身の鮮度は色で判断（提供：WEBライター・有吉紀朗）逆にカンパチやヒラマサは同じ大きさでも色がかわりにくい。お寿司屋さんにもこちらのほうが人気がある。
1匹買う時は目が赤くなっていない物で真っ赤なエラのものを選ぶ。胃袋や肝も煮つけでおいしいので一度試してみてほしい。
1匹買いでは目とエラを確認（提供：WEBライター・有吉紀朗）＜有吉紀朗／TSURINEWS・WEBライター＞
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