沖堤『飲ませ釣り』で60cmメジロ 想定外のチヌもヒット【須磨浦一文字】

沖堤『飲ませ釣り』で60cmメジロ 想定外のチヌもヒット【須磨浦一文字】

秋を迎え、波止の飲ませ釣りが面白くなってきた神戸・須磨浦一文字へ釣行。釣ったアジをエサにハマチ&メジロ、さらにはチヌまでヒットした模様をレポートする。

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(アイキャッチ画像提供:WEBライター・永井芳明)

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永井芳明

兵庫県釣連盟 波友会所属 釣研スペシャルスタッフ/アトミックスライダー磯フィールドテスター/ツリマンフィールドテスター/136フィールドテスターをしてます。主に波止のチヌ、磯のグレを年中追い求めています。

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海釣り 堤防釣り

須磨浦一文字で青物狙い

9月27日、地元の神戸・須磨浦一文字に最近、ポツポツと釣果が聞こえ始めた青物と、エギングでのアオリイカを求めて釣友と2人で釣行してきた。最近、釣果が聞こえているため、エサ釣り、ルアー釣りのお客さんが朝の一番船に乗るために30人ほども並んでいた。

4時30分に福田渡船に到着したが、人数の都合で3番船に乗り、4番の波止に上がることにした。先行者の方々に声をかけて、隣に入らせてもらう。

沖堤『飲ませ釣り』で60cmメジロ 想定外のチヌもヒット【須磨浦一文字】当日の釣り座周辺(提供:WEBライター・永井芳明)

朝一番は、飲ませ釣りのエサになる小アジをサビキ仕掛けで狙っていく。ここ最近は、アジの時合いも短く、日が上がると極端に食いが落ちる。そのため早朝のうちにまとめて釣っておくのだ。夜が明けるまでの間に40匹ほどキープできた。

飲ませ釣りのタックル

そこで、ようやく飲ませ釣りの準備に取り掛かった。今回の仕掛けは、磯竿2号にLB付きリール3000番、道糸はアトミックスライダー磯(イエローグリーン)3号、ハリスはフロロカーボンライン3号、ハリには平打アジ11号を使用し、ウキはギガント3号を通した。ハリスを1.5ヒロ取り、遊動部分1ヒロの半遊動仕掛けとした。道糸とハリスは直結ではなく1.5mmのクッションゴムを介して結ぶ。

エサの小アジは鼻掛けにし、少しでも弱るのを遅らせる。仕掛けの投入位置を、20m先に決めて第一投。20mほど先に仕掛けが着水し、馴染むまでラインを送り込んでいく。

早々にハマチ登場

すると、仕掛けがなじんだ瞬間、ウキが海中に引き込まれていのが見えた。早アワセは禁物なので、竿引きのアタリが出るまで我慢する。竿引きのアタリが出た瞬間、「ここだ」と、アワセを入れたが、なんと素バリを引いてしまった。エサのアジはボロボロになって帰ってきた。

急いで次のアジをハリに掛け、先ほどアタリの出た位置に投入する。その答えはすぐに出た。ウキを勢いよく引き込み、竿引きのアタリが出た後、一呼吸を置いてアワセを入れる。今度は、しっかりと掛かった。引きはそれほど強くなくすんなり上がってきたのはハマチだ。釣友にタモ入れをしてもらい今季初の青物をゲットできた。

沖堤『飲ませ釣り』で60cmメジロ 想定外のチヌもヒット【須磨浦一文字】筆者が釣り上げたハマチ(提供:WEBライター・永井芳明)

釣友に40cmチヌ

その直後、釣友のウキが引き込まれてやり取りを開始するも、どうも青物の引きとは違うみたいで、上がってきたのは、なんと40cmぐらいのチヌだ。アジの飲ませ釣りでチヌが釣れたのを初めて見た。

沖堤『飲ませ釣り』で60cmメジロ 想定外のチヌもヒット【須磨浦一文字】飲ませでチヌが釣れた!(提供:WEBライター・永井芳明)

そこからアタリのない時間がやってきたので、エギングをすることにした。今年の須磨界隈はアオリイカは、多いもののなかなかサイズが上がらない。なんとかコロッケサイズを1杯釣るも、後が続かない。そこで再び飲ませ釣りをすることにした。しかし、なかなかアタリが出ず、仕掛けの投入位置を遠投 中間、近場とかえながら探っていく。

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