予定していた沖釣りが中止になったある日、近所の荒川支流に「スッポン釣り」へ。本命をゲットし、豪華スッポン料理を満喫することができました。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・尾崎大祐)
泥抜きと下処理
いよいよ釣ったスッポンの下処理です。
泥抜き
泥抜きについては色々な考えがあるかと思いますが、水道水で毎日水交換をしながらエサを与えず放置し、水がきれいになるまで繰り返せば良いと思います。あまり長く泥抜きをすると、スッポンも痩せてしまいますし、適度な頃合い(3日前後)で覚悟を決めると良いです。
下処理
準備するものはまな板と軍手とよく切れる包丁。できれば包丁は、裁く前にしっかり研いでおく事をお勧めします。
後はスッポンを逆さにしてまな板に置き、首がびよ~んと伸びた所を掴んで一気に。かなり血が出ると思いますが、野生のスッポンの血は処分したほうが無難。お店等で出されるスッポンの生き血は、ほとんどがしっかり管理された養殖のものなのだそうです。首を落とし、血抜きさえてしまえば後は惰性で足、甲羅、軟骨部と切り分けていけば良いかと思います。
熱湯を切り分けた部位にかけて薄皮をはがしましょう。(生き血はもちろん、野生のスッポンを食する場合は自己判断にてお願いいたします)
熱湯をかけるときれいに薄皮が剥がれます。
スッポン料理
小型であったため全て鍋に。まずは身をじっくり煮込んでよく出汁を取ってからその他の具材を投入!
やや獣臭さがありましたが、ジューシーで美味しかったです。黄色い部分は脂身だと思われます。
翌日は雑炊に。これは家族に大絶賛されました。獣臭さが残る肉からは全く想像できない一品です。
<尾崎大祐/TSURINEWS・WEBライター>