9月6日、大阪・泉南へアジングに出かけた。本命アジの時合は一瞬だったが、忍ばせていたエギにコウイカが連発した釣行をレポートしよう。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・井上海生)
エギングに転戦
釣りを再開し朝マヅメまで粘ったが、アジの回遊がない。ちょっと、疲れる気分だ。ここまでダメか、とくじけそうになったが、ふと隣を見ると、向こうの方で釣り人が竿をあおっている。
「もうそんな時期か…、エギングはいつも思ったより早く始まっているんだよな」と感じながら、ここは試しに、私も持参していた1.8号のエギをつけてキャストしてみる。すると、驚いたことに、バンバン、アタる。面白いくらいにアタる。
コウイカが連発
最初に乗せたのはコウイカ。アオリイカではないが、エギングをあまりやらない筆者が、実は初めて釣ったターゲットだ。単純に嬉しい。しかもアタりが面白い。イカってこんなはっきりとアタるんだと思いながら、引き続き投げていたら、またコウイカがヒットした。
すっかりと明るくなってからはアタりがなくなったが、乗せバラシも含めて、かなりのイカの気配があった。もしかすると、天敵であるイカがいっぱいいて、アジの活性が下がっていたのかもしれない。
次回はエギングロッド持参?
現金なもので、なんでもライトゲームロッド1本で通す筆者も、次はエギング用に別の竿を持参しようかと思っている。バスロッドだけど…今の時期の2.5号エギを投げるにはちょうど良いし、ちょっとくらい浮気してもいいだろう。
しかし、やはりアジの群れに当たり、一晩で30尾くらい釣って、「もういいよ」なんて余裕の笑みをこぼしたりしたい、そういうのも正直な気持ちである。次こそ。アジよ、来い。
<井上海生/TSURINEWS・WEBライター>