御前崎沖で『バチコン五目』 大型イサキに3kg級マハタ【第15増福丸】

御前崎沖で『バチコン五目』 大型イサキに3kg級マハタ【第15増福丸】

御前崎沖のバチコンゲームは、イサキやアジのほか、ウメイロなどの超高級魚が狙え、秋は対象魚が増えて面白い。8月17日、この釣りを提唱している第15増福丸に乗り込み取材した。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 編集部・五井貴矢)

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ソルトルアー オフショア

ジャンボイサキ35cmゲット

さて、いっぽう海と魚の状況だが、魚探には、タワー状に魚の反応が出ている。タワーの高さは20~30m、イサキやサバ、ムロアジが混然一体となって大群を形成しているそうだ。

御前崎沖で『バチコン五目』 大型イサキに3kg級マハタ【第15増福丸】金洲の魚群タワー(提供:週刊つりニュース中部版 編集部・五井貴矢)

しばらくすると、左舷にいた前田さんにヒット。繊細な仕掛けで慎重にやり取りし、キャッチしたのは35cmを超えるイサキ。まずは本命のひとつをゲットだ。

御前崎沖で『バチコン五目』 大型イサキに3kg級マハタ【第15増福丸】ジャンボイサキがヒット(提供:週刊つりニュース中部版 編集部・五井貴矢)

先日も同じようなシチュエーションで、イサキに交じるようにウメイロが釣れたとのことで、期待が高まる。

道中でシイラをゲット

しかし、あまりに潮が速すぎるため、オマツリやバラシが生じて苦戦。潮のゆるい場所もあるが、そこの魚は食い気がなく、難しい状況だ。

そこで、残り時間を考えて船は近海のポイントに移動。バチコンとライトジギングで多様な魚を狙うことにした。

御前崎へ戻る途中、トリヤマに遭遇。前田さんがペンシルベイトをキャストすると即ヒット。正体はシイラだった。

御前崎沖で『バチコン五目』 大型イサキに3kg級マハタ【第15増福丸】道中でシイラをゲット(提供:週刊つりニュース中部版 編集部・五井貴矢)

少し前には良型のカツオが連発した日もあり、当日もサプライズを期待していたが、こればかりはタイミングなので仕方ない。

まさかのマハタ3kg級

このあと、しばらく走って近海のポイントに到着。イサキやムロアジの気配も良かったが、近海は逆に潮が動かず、魚がなかなか口を使わない。ポツポツとアジや底物がヒットするなかで、バチコンで探っていた前田さんに良いアタリ。

ハリスが1.5号と細いため、ラインが引き出される。しばらく持久戦が続いたが、中層まで来ると従順になった。どうやら底物のようだ。

ていねいなやり取りのあと、海面に現れたのは3kg級のマハタ。なんとバチコンにヒットした小魚を丸のみにしていた。

このあと、沖上りの時間を迎え納竿となった。

御前崎沖で『バチコン五目』 大型イサキに3kg級マハタ【第15増福丸】ナイスサイズのマハタをゲット(提供:週刊つりニュース中部版 編集部・五井貴矢)

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