今さら聞けないアジングのキホン:釣行後の『メンテナンス』を紹介

今さら聞けないアジングのキホン:釣行後の『メンテナンス』を紹介

釣行後、タックルやリグをメンテナンスをするまでが「釣り」。ライトゲームマニアの筆者が、釣行後に必ず行う「ルーティーン」を解説しよう。

(アイキャッチ画像提供:WEBライター・井上海生)

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井上海生

フィールドは大阪近郊。ライトゲームメイン。華奢なアジングロッドで大物を獲ることにロマンを感じます。

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ショア ソルトルアー

ワームケースを整理

釣行中はワームを使った後、ケースに適当に戻してしまいがちだ。そのため、釣行後はワームケースの中がぐちゃぐちゃになってしまうこともあるだろう。

例えば、チャートカラーとクリアが一緒のスペースに入ってしまっている場合、3日もすれば色移りする。ワームのカラーというのは、釣りにおいて重要だ。水色(すいしょく)に合わせるチョイスをしたいという意味でもそうだし、釣り人の気持ちとしても、色移りしたワームだと「なんだかこれは釣れないんじゃないか」という微妙な不安を生む。

今さら聞けないアジングのキホン:釣行後の『メンテナンス』を紹介色移り防止のため分けて保管(提供:WEBライター・井上海生)

釣行後、家に帰ったら、ワームケースの中はきちんと整理するようにしよう。色ごとに分けるだけ、それで大丈夫だ。

ワームは素材に注意

注意したいのは、エラストマー系と塩ビ系のワームの管理。エラストマー系はむにゅむにゅとした素材。丈夫なのでフグなどの歯に強く重宝するが、塩ビのワームと混ぜると、材質同士が喧嘩して溶けてしまうことがあるので要注意だ。

また、エラストマー系ワームはケースの中に入れておくだけで、夏の高温時には溶けてしまうので、購入時の袋に保管しよう。

釣行を振り返るのも大切

釣行後は、片付けをしながら、その日の釣りを振り返ってみてほしい。ノーミスで上がった日も、たとえば、水中で1匹でもバラした日は、「あれは何がダメだったのだろうか」と考える。「もしかしたらドラグが甘かったのかもしれないな…」などである。

私の場合は、最近どうしても豆アジの手前バラシが多い。ハリの選定から考え直さなければいけないと思っている。

…というように、少し振り返ってみれば、次の釣りに良いフィードバックができる。

<井上海生/TSURINEWS・WEBライター>