イカメタルロッドとベイトリールのワンタックルで、タイラバ&イカメタルのリレー釣行に出かけた。両本命を手中にできた釣行をレポートしよう。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・村山雅治)
アカイカメタルに転戦
後半はアカイカメタルで、サオ本来の性能を引き出しての釣りという形になった。
今シーズンの能登内浦のアカイカは数が少なく、サイズが小さめという情報が入っていたため、あまり期待はしていなかった。
案の定ライト点灯に伴ってタナがいろいろとかわり、非常に釣りにくい状況だったが、それでも底付近でアタリがあり、ポツポツヒットさせることができた。特に蛍光エギスッテを使用するとヒット率が上がるようだった。
後半の結果としては18杯で、船中一番のサオ頭になることができた。
ワンタックルを使ってみての感想
初めてイカメタルロッドとベイトリールを利用したワンタックルでのタイラバ、アカイカメタルのリレー便釣行だったが、敏感な先調子でアタリを取るイカメタルロッドはタイラバには応用可能だということが証明できたと思う。
メリット
メリットとしては、無駄なタックルを省くことができる点。また、ロッドが軟らかいため、タイラバでのアタリが非常に取りやすく、ヒット率が高くなることだろう。そして、サオが軟らかいゆえにスリリングなやり取りが楽しめると思う。
デメリット
デメリットとしては、ワンタックルのためにタイラバ仕掛け交換の時間のロスがある。使用するロッドが軟らかすぎると、5㎏以上の強烈な引き込みをみせる大物マダイが掛かった際、ロッドを立てた時の破損の恐れや、やり取りに手こずるかもしれない。また、タックルが破損した場合の予備がないケースが予想される。
最後に、イカメタル用ロッドは、大型マダイが掛かった時にロッドを立て過ぎた場合に破損する可能性があり、恐る恐るの釣行であったことも付け加えておく。
<村山雅治/TSURINEWS・WEBライター>