まだまだ日中の気温が高いシーズンはエサのオキアミが変色しやすく、魚の食いに影響することも。今回は生オキアミを新鮮な状態で使用する方法を紹介します。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・兵頭良弘)
対策3.スポンジで水分補給
エサバケツの中には、塩水を含ませたスポンジを敷いて水分を加えておきます。この時、スポンジに含ませる水分は、オキアミの特性から真水は避けて塩水にしておくことが重要です。これだけでもエサ箱内の温度が必要以上に上がるのを多少は防いでくれます。
また、凍ったオキアミのさしエサを使う場合は、ブロック全体を海水に浸して解かすのではなく、ブロックの半分だけを水に浸し、半分は凍らせた状態で残しておくなど、1日の釣り時間に応じた解凍方法に気を付けることも重要です。
変色は腐食でもある
生のオキアミが少し変色したぐらいで、魚の食いがかわるのか…と、思われる人も多いかもしれませんが、オキアミはタンパク源が豊富で、魚にとっては最高の栄養食でもあります。
変色すると悪臭も発しますので、魚の食いは大なり小なり落ちることは間違いありません。魚釣りにおいて魚の口に最も近いのがさしエサです。そのさしエサが新鮮なほど、きっと釣果も上がるはず。暑さが厳しい時ほどオキアミの扱いには十分注意して良い釣りを楽しんでください。
<兵頭良弘/TSURINEWS・WEBライター>