【2020】岸壁際『ジグ単カサゴゲーム』のススメ 堤防釣り入門に最適

【2020】岸壁際『ジグ単カサゴゲーム』のススメ 堤防釣り入門に最適

恥ずかしがり屋の中年男性が誰にも教えを乞わずに入門できる釣りは結構少なかったりする。今回はそんなおじさまにお勧めの、「岸壁際のジグ単カサゴゲーム」を紹介したい。

(アイキャッチ画像撮影:TSURINEWS関西編集部)

アバター画像 TSURINEWS編集部

ショア ソルトルアー

必要な道具

では、この釣りに必要な道具を紹介しよう。まずタックルだが、波止用の小物ザオであればどんなものでもOKだ。5000円前後でサオとスピニングリールがセットになったものが釣具店に売られているので、それを買えば問題ない。

今後ライトソルトゲームを始めたいのであれば、入門用のアジングロッドがオススメ。どこのメーカーのものでも、大体1万円くらいでそれなりのものが手に入る。リールは2500番までの入門機を用意しよう。これは5000円以内で買えるはずだ。

【2020】岸壁際『ジグ単カサゴゲーム』のススメ 堤防釣り入門に最適合計で1万5千円以内のセット(撮影:TSURINEWS関西編集部・中西)

あとはライン。ラインにはナイロン、フロロカーボン、PE、エステルと素材によって4種類ある。PEラインとエステルラインはショックリーダーを結ぶ必要があるので、初心者向きではない。選択肢としてはナイロンかフロロカーボンになるが、個人的にはフロロカーボンをオススメする。巻き癖が少々扱いにくいが、細イトを使うこの釣りではそこまで気にならないためだ。そして、サイズは3lb・0.8号か4lb・1号くらいがいいだろう。1000円以内で手に入る。

そして、ジグヘッドとワーム。ジグヘッドは1~2g、ワームは1.5~2inchを用意しよう。ジグヘッドは5個入りで400円前後、ワームは形状によって入数がかわるが、6~12個入で400円前後。

【2020】岸壁際『ジグ単カサゴゲーム』のススメ 堤防釣り入門に最適ジグヘッドとワーム(撮影:TSURINEWS関西編集部・中西)

サオとリールは壊れない限り使えるし、ラインも早々なくならないしすぐには劣化もしないので、消耗品としてはジグヘッドとワームになる。これらも基本的にロストしたり破損しない限り使えるので、一回の釣行にかかる費用は微々たるものだ。

【2020】岸壁際『ジグ単カサゴゲーム』のススメ 堤防釣り入門に最適これだけで入門可(撮影:TSURINEWS関西編集部・中西)

その他の必要なもの

以上が釣りをするのに必要な道具になるが、これ以外にも必要な物がある。まず絶対に用意したいのが、ハサミやラインカッターである。釣りで使うラインはなかなか丈夫である。際釣りでは細いラインを使うが、それでも手や歯で切るには丈夫にすぎる。釣り具と同じくらい重要なアイテムなので、必ず用意しよう。

できれば用意したいアイテムが、ハリを外す際に使うプライヤー、毒魚やぬめりの多い魚を掛けた際必要なフィッシュグリップ、水汲みバケツ、魚を新鮮に持ち帰るためのクーラーボックス、夜釣りの場合はヘッドライト、夏は虫よけ、そして手をふくためのタオルである。

【2020】岸壁際『ジグ単カサゴゲーム』のススメ 堤防釣り入門に最適釣具以外に必要な物(撮影:TSURINEWS関西編集部・中西)

中でも意外と役立つのが水汲みバケツ。魚を触った手を洗うための海水を汲み上げるのに使うほか、ネットの付いたタイプであれば釣れた魚を生かしたまま泳がしておくことができる。キープかリリースか悩むようなサイズの魚をとりあえず生かしておき、納竿の時にお土産以外の魚をリリースすることもできる。

また、納竿まで魚を生かしておけば、釣りの最中は氷が必要なくなる。納竿後、釣り場近くで氷が調達できて帰途もそれほど時間がかからないというのであればの話だが、保冷力の弱いクールバッグで対応可能。高価でかさばるクーラーボックスを買わなくてもいいということだ。

そして、ライジャケ。なくても釣りはできるが、落水すると命にかかわるので、絶対これは用意しよう。特に一人で釣りをするような場合は、落水を誰にも気づいてもらえない場合もある。

【2020】岸壁際『ジグ単カサゴゲーム』のススメ 堤防釣り入門に最適ライジャケもマストアイテム(撮影:TSURINEWS関西編集部・中西)

次のページはで釣り方の基本を解説!