盛期突入の「ケンサキイカ」をおいしく食べる工夫 沖漬けは2度漬ける?

盛期突入の「ケンサキイカ」をおいしく食べる工夫 沖漬けは2度漬ける?

いよいよ夏のケンサキイカシーズンに突入した。そこで今回は、私が実践している「ケンサキイカをおいしく食べるためのちょっとした工夫」を紹介したい。

(アイキャッチ画像提供:WEBライター・濱堀秀規)

アバター画像 TSURINEWS編集部

その他 お役立ち

調理ばさみで楽々下処理

最後に、持ち帰ったケンサキイカのさばき方を紹介する。包丁名人のように、水管から逆包丁を入れて、かっこよくさばくのもいいが、素人の私は簡単で失敗しないために、包丁ではなく調理用のはさみを使う。

1.水管から胴体に向かってジョキジョキと切り込みを入れ、身を開く。
2.内臓とつながったゲソを取り外す。このとき墨が漏れている時もあるが、慌てない。水管から切ると、甲が身を守ってくれている。
3.甲羅を、剥ぎ取ると、ほとんどの墨もきれいにとれる。これが、水管から切り込みを入れるメリットである。反対から胴体を切ると、たくさんの墨が身にこびりつくことがあるので、洗うのに手間がかかるが、この方法だと甲羅を剥がすと、そのほとんどがきれいにとれる。
4.そして最後に皮とエンペラーを一緒に外す。

できた胴体を、細めに切り刻むと、お刺し身「イカそうめん」の完成である。「あー、まいうーーー。」お酒が飲みたい。

盛期突入の「ケンサキイカ」をおいしく食べる工夫 沖漬けは2度漬ける?イカのさばき方(作図:WEBライター・濱堀秀規)

これからがケンサキイカ本番

梅雨が明け、水温上昇とともに、これから数も型も上向いてくるはずである。私たちの仲間は、今年も毎週ケンサキイカ釣りの予約をしている。皆さんも、釣って楽しく、食べておいしい夏の高級ケンサキイカを狙いに出かけてみよう。夜釣りになるので、体調をしっかり整えて、僕らの遊び場「地球」とともに楽しもう。

<濱堀秀規/TSURINEWS・WEBライター>