真夏にトラウトが釣れる管理釣り場「磐梯フィッシングロッジ」は、磐梯山の伏流水が直接ポンドに流れ、年間を通して水温が安定しているので、トラウトにとっては最高の管理釣り場です。今回は、朝・昼・夕方それぞれの攻略方法を紹介します。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・服部光)
磐梯フィッシングロッジ
名峰磐梯山の麓、福島県猪苗代町に位置する管理釣り場「磐梯フィッシングロッジ」は、県道7号を猪苗代町から喜多方市方面へ進むと左側に看板が見えてきます。
この管理釣り場は、ニジマスを主としたトラウト類が放流されており、年2回の大物釣り大会や、季節に合わせたイベント、そば打ち・うどん打ち体験、バーベキューなどの楽しいイベントを開催しているので、ファミリーにもオススメの管理釣り場です。開店は8時ですが10分ほど前から受付をしてもらえます。
朝イチの攻略法
朝イチは、ライズが集中している場所を狙える位置に入ってください。ライズのすぐ近くでキャストすると、警戒心の強いトラウトはすぐ散ってしまいます。
ライズがあるという事は、トラウトが水面を意識している証拠なので、トップで狙えるルアーを準備しましょう。8時になったらライズを狙ってキャスト。水面に落ちた虫をイメージし、ストップ&ゴーなどのアクションで狙ってみてください。
トップで釣れなくなったら、表層をスプーンで狙います。朝イチに表層にいるのは小型のマスがメインです。1g前後のスプーンで、色はブラウンかグリーンがオススメです。
昼の低活性時攻略法
昼頃になると活性が下がり、食いが悪くなります。アタリのあるレンジは表層から中層にかわります。ポンドの深さは約5mで管理釣り場にしては深く、中層の幅が大きいです。
食いが渋ってきたらタナ、ルアーの色・シルエット、巻き方をかえる事でアタリにつながります。同じルアーで3匹も釣ればすぐに見切られるので、ルアーローテーションはこまめに行ってください。アタリがあった場所とタナは、そこにトラウトが溜まっている可能性があるので、釣れた時のルアーの再現ができれば一投一尾の可能性もあります。
朝から昼は、小マスがメインなのでラインは2lbで十分です。それでも釣れない時は、移動しましょう。昼頃になると日差しが水面に入るので、魚はインレットや日陰に集まります。
スプーンで釣れなくなったら、プラグやミノーも有効ですが、オススメはメタルバイブレーションのリフト&フォールです。新しい動き、珍しいルアーを使うと、ここの魚はとりあえず食ってくる傾向にあります。