三国沖イカメタルが開幕 大型マイカを狙う【福井・シーライオン】

三国沖イカメタルが開幕 大型マイカを狙う【福井・シーライオン】

今年はマイカの開幕が早く、福井県の各所で釣れ始めた。シーズン初期に大型マイカがよく釣れる三国沖へ、5月17日にイカメタルへ出かけた。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 福島忠明)

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ソルトルアー エギング&イカメタル

ヒットパターンはフォール&ステイ

さて、最後に当日のヒットパターンだが、このときはテンションフォールとステイを軸に置いた誘いにヒットが集中。マイカはもちろんスルメイカも、このパターンでヒットし、ワンピッチなど、上げの誘いからのステイでアタックしてきたのは1回だけだった。

三国沖イカメタルが開幕 大型マイカを狙う【福井・シーライオン】本命手中(提供:週刊つりニュース中部版 福島忠明)

探り下げでタナを見つけるのがマイカ釣りの基本だが、今回のようにタナの変動が激しいときは、効率の点からも上から探るのが有利だ。具体的に言うと、水深35~70mが攻略範囲ならば、30m超まで一気に沈め、ここからテンションフォールとロングステイを繰り返し、ボトム付近まで小刻みに探り下げる。

このターンでアタリがなければ、今度は30m付近まで探り上げるが、先述の通り、上げの誘いはイマイチなので、ロッドのストローク分ラインを回収しては、テンションフォール+ステイを繰り返し、30m付近まで探り上げていく方が、良いように感じた。

三国沖マイカゲームを楽しもう

いよいよ開幕した三国沖のマイカゲーム。例年6月下旬に本隊が到着し、パラソル級交じりで爆釣が楽しめるが、今年はシーズンも前倒しになっている感じ。爆釣のXデーは、案外近いかも。

三国沖イカメタルが開幕 大型マイカを狙う【福井・シーライオン】ダブルヒット(提供:週刊つりニュース中部版 福島忠明)

なお、夏場の三国エリアのイカメタルは、水深50m以内の浅場がメインとなり、タナを絞りやすいので、ビギナーでも数を伸ばしやすい。釣果についても、パラソル級の交じる率が高く、こればかり当たる夢のような日に遭遇することもある。

また、午後出船でタイラバやライトジギングからスタートし、日没後はイカメタルやアジングが楽しめるリレー便も組まれるようになる。マダイやヒラマサの引きを夕方まで楽しんだ後にマイカのお土産もゲットできるので、一度の釣行でおなかいっぱい楽しみたい人には非常にお勧めだ。

※記事内に登場する船宿の現在の営業状況については、公式HPを確認もしくは、直接各施設へお問い合わせください

<週刊つりニュース中部版 福島忠明/TSURINEWS編>

▼この釣り船について
シーライオン 
出船場所:福井新港/九頭竜ボートパーク
シーライオン=電話080(6355)0045
この記事は『週刊つりニュース中部版』2020年月5日29号に掲載された記事を再編集したものになります。