船釣り、特に電動リールを使用する時に必ず要るのが電源だ。船釣りの場合は船に電動配線が設備されている場合も多いが、出来ればバッテリーは持参する事をオススメする。その理由と、種類やメンテナンスなどを紹介。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWS関西編集部・松村計吾)
船の電源利用について
ここまで電動リール用のバッテリーについて紹介してきたが、最初に電動配線の整った船も多い・・・と紹介した。もし、船に設備されている配線が使えるなら持参は不要なのでは・・・と思われる。が、実はそうではない。
船の電動配線は、確かに容量も大きいのだが、数多くの釣り人が同じ配線を使用するので、どうしても不安定になる。たとえば、船長の合図でいっせいに仕掛けを上げる時などは、電圧が下がって巻き上げが遅くなったり、リールの機能そのものが最大限発揮できない、最悪の場合はリールの調子が悪くなったりする事もある。
持参バッテリーなら、自分だけの電力なのでそんな心配は無用である。できれば、自分で用意しておきたいものだ。
中古品に注意
最後に電動リール用バッテリーについての注意を。電動リールは充電式の乾電池などと同じく、繰り返し充電をするのだが、その回数には制限がある。さらに、充電するごとにほんの少しずつ容量が減ってくるので、何100回と充電を繰り返すうちに、どうしても容量が少なくなる。
と言う事は、中古品などでかなり使用頻度の高いバッテリーはそれだけ、容量が小さくなっていると言う事も頭に入れておきたい。
<松村計吾/TSURINEWS関西編集部>