2月11日は、和歌山県の串本町袋の磯へ、グレ(メジナ)を狙ってフカセ釣りに行ってきたのでリポートしたい。決して大釣りではなかったけれど、良型をしっかり確保して、仲間と楽しい釣りを楽しむことができた。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・入江信司)
当日のまきエサ
今回の釣行は、釣り仲間と去年の12月から袋の磯に行く約束をしていて、予約を入れていたのが実現したものだ。前日の14時にかわばた渡船に出船と出船時間を確認するために電話すると、「明日は出るよ」とのこと。すぐに神戸グループ代表と、尼崎グループの代表に連絡して、自身は20時に近くの釣具店にエサを買いに行った。
用意したまきエサは、生オキアミ3kgを2枚、アミエビ2kg、ヒロキューのGマックス1袋、マルキユーのTR1袋、パン粉1kg、ムギ、強力粉400gを混ぜたもの。さしエサはV9、GクリルLサイズ、むき身とした。
家に帰ったら早速まきエサを練る。そして、エサを練り終わったら、すぐに仕掛けをセットして仮眠をとることにした。
「モブシの親」に渡礁
朝2時、私の家に釣友が迎えにに来てくれて、2時10分に尼崎の自宅を出発。阪神高速湾岸線の中島から高速に乗り、阪和道経由で紀伊田辺まで行き、そこから下の道で串本の袋には5時半に到着した。
船長にあいさつに行って最近の様子を聞くと、湾内の磯はパッとしないとのこと。それを聞いて不安になり、大丈夫かな?と思ったけれど、とりあえずベストを尽くしたら何匹か釣れると言い聞かせ出船を待った。
6時10分に出船!
袋は完全予約制なので気が楽だ。13分ぐらいでこの日上がる磯のモブシの親に到着!しかしウネリがあり厳しくなる予感!
サオ下狙った2投目に本命34cm
一緒に上がってくれた釣友の吉田くんと釣り座を決めて仕掛けをセットすることにしたが、ウネリがキツく仕掛けをどうするか悩まされた。悩みに悩んで最初にセットしたのは、サオ5.0m1.2号、リールはレバー付き2500番、ミチイトはアイサイト1.5号、ハリスはシーガーFX1.5号、ウキはCAST‐M2 B、ガン玉G1をウキの下ぐらいに付けてハリはTKO5号でスタート。
1投目はサオ2本ぐらいのとこに投入してウキ下2ヒロ半から探ったが、アタリがなく回収。2投目はサオ下を2ヒロ半で狙うと、仕掛けがなじんだらすぐにアタリが出た。まあまあパワーがあると思いながら上げてきたのは、グレの34cmだった。嬉しい1匹である。
後が続かず厳しい釣りに
しかし、次が続かなくてウキをチェンジ!ZERO‐SEN1の0号にしてゼロ釣法でやったら、すぐにアタリ!これも33cmのグレだった。
終わりまでにもう1匹釣れたが、今回は総じて厳しい釣りとなった。でも、串本の袋の海は凄く釣れる力を持っているので、またみんなで行きたいと思う。皆さんも袋に行ってみてほしい。
最終釣果
ちなみに釣果は、みんな31~40cmまでのグレを一人3~4匹だった。
<入江信司/TSURINEWS・WEBライター>