1月10日、11日の2日間、私のホームグラウンドのひとつ和歌山県那智勝浦宇久井の磯へフカセ釣りへ出かけた。両日とも良型グレを数釣ることができた釣行をお届け。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・丹井良一)
初日はコベラシでフカセ釣り
初日は、沖磯のコベラシに3人で磯上がり。天気は晴れで北西風、ちなみに水温は17.9度と少し高めだった。早々にまきエサの準備から取りかかる。
今回用意したのは、生オキアミ6kgにグレパワーV11とグレパワー沖撃ちSPとグレパワーVSPを1袋ずつでブレンドしたもの。沖に遠投できるように少し硬めに練って最後にマキエブレンダーでほぐして海面でバラけやすいものに仕上げた。さしエサはくわせオキアミスペシャルのMとくわせオキアミスーパーハードのLを用意した。
北西風が少し強いので大谷さんと丸山さんには東側の釣り場を選んでいただき、私は西向きの釣り座でサオを出すことにした。
初日釣果は本命グレ15匹
この日は早い時間帯から本命のアタリをとらえ、幸先がいいスタートとなった。終わってみれば3人で30~40cm弱の尾長グレ&口太グレを15匹。初釣りから上出来の釣果を得てエンジョイできた。
2日目も沖磯のコベラシへ
2日目は、居残り組の私と丸山さんの2人で前日同様沖磯のコベラシに磯上がり。2人ともこれまた前日同様に同じ釣り座でサオを出すことにした。
40cm級口太グレ浮上
潮の流れは前日と同じ感じがしたが、仕掛けを打ち返し様子を探っていく。すると上潮が速いのでラインが先行して流れている気がした。何とかラインを修正して仕掛けを送り込むことに気を配る。
数投目、ラインのふけが張った。アタリ?再度、ラインを少し出して緩めると、やはりラインが張ってサオ先に重みが乗った。大きくアワセを送りサオに乗せる。ズシリとした重量感がサオ先から伝わる。釣り上げたのは、40cmに近い丸々と肥えた良型の口太グレだった。
釣友に実績ポイント譲るも・・
すぐに仕掛けを打ち返して再度アタリを待つと、同じパターンのアタリをとらえた。釣り上げたのは、35cmクラスの良型グレ。その後も好調にサオを曲げ、午前10時までに生かしバッカンの中はグレで満員御礼。
一方、東の釣り場でサオを出している丸山さんはノーフィッシュ。ということで西側の釣り座に移動を勧める。私の譲った釣り座からサオを出してもらうことにした。私も後ろからアドバイスするが一向にアタリがこない。
一時間ぐらい経過したころ、私が釣り座に立ち実釣して見せることにした。するとすぐにアタリが出た。釣り上げたのは40cmに近い良型のグレ。目を丸くして驚きを隠せない丸山さん、すぐに仕掛けを投入して再度チャレンジ。が、納竿間際まで頑張ってサオを振り続けるが、アタリをとらえることができなかった。
最終釣果との寒グレ
何とかアタリのパターンを攻略できた私は、グレ31~39cmを9匹とおいしいシマアジを手にすることができた。
今、宇久井の磯では30~40cmクラスの良型グレが釣れ続いていて、各磯で良型グレが期待できる。景観のいい釣り場でもあるので、良型の寒グレに出会いを求めてチャレンジしてみてはいかがだろう。
<丹井良一/TSURINEWS・WEBライター>
宇久井釣センター
出船場所:宇久井港