こんにちは。みっぴです。本年もよろしくお願いいたします。令和2年はどのような釣りをして、どのような魚に出会って、どのようにして美味しくいただけるのか、楽しみでなりません。皆さんの今年の意気込みはいかがでしょうか?
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 秋丸美帆)
なじみが薄いプラヅノヤリイカ釣り
さて、こちらのコーナーの趣旨は、文字通り、「釣りの楽しさを再発見」していくことですが、実の話、関東の釣りは地元・九州にないものばかりなので、再発見というよりも純粋に新しいことを知る、新発見の釣りが圧倒的に多いです。
そして、今回もまさに新発見の釣りをしてきました。それは、関東ではかなりメジャーであるヤリイカ。今まで何尾も釣ったことはありますが、イカメタルがメインでした。電動リールを使った深場狙いで、プラヅノと呼ばれる仕掛けを使っての釣りはあまりなじみがないのです。
関東式のヤリイカ釣りをしっかり学ぶため、東京湾金沢八景の一之瀬丸にお邪魔しました。
当日の秋丸さんのタックル
6時に集合。使うタックルや仕掛けを準備します。分かってはいましたが、仕掛けはすごく長くてプラヅノは小さくてとてもかわいい。仕掛けを絡ませないようにするため、ベテランの人にオモリの位置や仕掛けの扱い方を丁寧に教わります。
ポイントまでは航程約1時間、かなりシケ模様で、ミヨシにいると度々海水シャワーが飛んできます。
後で知ったのですが、この日はイカの機嫌があまりよくなく、群れの移動がとても早かったのです。群れは小さく、すぐに何処かへ行ってしまったそうです。
船長の合図がでる前からオモリを持って投げる準備をしておき、アナウンスと同時に投入。いち早くイカに私の仕掛けを見付けてもらわないといけません。投入から勝負が決まるなんて、なんて気の抜けない釣りなんでしょう。こういうの嫌いじゃない!
教わった通りに仕掛けを指示ダナまで落とし、「誘って、止めて」を繰り返します。
大きな誘いが必要
ここでベテランから再び重要なアドバイス。
イカメタルは水深が浅く、軽い鉛スッテ&ミチイトが細いので軽くシャクッただけでも水中でよく動きますが、この釣りは逆。意識して大きく誘わないと、思っているほど水中では動いていないというのです。
なるほど、同じイカ釣りでもこうも違うのですね。
しばらくアタリがない時間は続きましたが、ようやく水深が深い場所から触り。察知できたときは感動でした。正直、こんな深い場所で明確にアタリがでるとは思っていなかったからです。
フッと穂先が浮く感触を掛けていったり、フォールでの違和感をとったりするのは、イカメタルによく似ています。
活イカパックに感激
プチ時合いの間に追い乗りに挑戦、3点掛けができてすごく嬉しかったです。数は伸び悩みましたが、楽しくてアッという間の時間でした。
帰港すると同宿のサービス「活イカパック」のシステムにとても驚きました。釣ったイカを自宅で活き造りにできるなんて、なかなかできませんよね!次回はぜひツ抜けにチャレンジしたいです。
<週刊つりニュース関東版 秋丸美帆/TSURINEWS編>