磯釣りのメッカ黒島へ!大型魚をキャッチ&キャッチ!【大里港の沖堤防】

磯釣りのメッカ黒島へ!大型魚をキャッチ&キャッチ!【大里港の沖堤防】

12月29日、鹿児島本港からフェリーみしまに乗船し、約4時間30分で到着したのは、薩南諸島・黒島三島村大里港
港から渡船マリーンパートナーで沖堤防に渡り、31日の朝まで釣りを楽しむ。

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堤防釣り 海釣り

黒島へ到着。夜から釣り開始!

磯釣りのメッカ黒島へ!大型魚をキャッチ&キャッチ!【大里港の沖堤防】70cm超のバラフエダイも!
磯釣りのメッカ黒島へ!大型魚をキャッチ&キャッチ!【大里港の沖堤防】参考タックル図。

港には2つの沖防波堤があり、港に近い方はイシダイの実績が高く、沖側は多種多様な魚が狙える。

今回は沖側に渡り、昼はイシダイ、夜はアラやシブダイを狙う。

この防波堤の水深は15mほどで、底は砂地だが足元に捨て石が沈んでいるので、そこが魚の隠れ家となっている。

黒島への到着は夕方だったので、夜釣りから開始。

仕掛けは別図の通りで、ミチイトとハリスは50号を使用する。

まきエサは、タレクチイワシとサバの切り身だ。

つけエサは、シブダイ狙いならキビナゴ、イカ、アジ、イワシ、サバの切り身など。

アラ狙いならサバ1尾や切り身を使用する。

タレクチイワシを足元に投入!

磯釣りのメッカ黒島へ!大型魚をキャッチ&キャッチ!【大里港の沖堤防】45cm級のイシガキダイも登場!
磯釣りのメッカ黒島へ!大型魚をキャッチ&キャッチ!【大里港の沖堤防】参考タックル図。

釣り方は、まきエサのタレクチイワシをパラパラまきながら、仕掛けを足元に投入する。

そして、着底したら底から1mほど巻き上げて宙吊り状態にする。

このとき、ドラグはしっかり締めてピトンに固定して、万が一に備えてサオにロープを通しておく。

アタリがなければ、15分に1回はつけエサを交換する。

アタリがあり、サオが舞い込んだらピトンから外し、思いっきりアワセを入れる。

当日は大潮、下げ潮が動いたタイミングで最初に食ってきたのはシブダイ。

つけエサイワシだ。

サバの切り身にすると60cmオーバーのツチホゼリ(トップの写真)が釣れて絶好調。

ここまでの取り込みはサオを利用したぶり上げだが、次はそうはいかなかった。
海面に突き刺さるくらいサオを曲げたのは、70cmを超えるバラフエダイ

重たくてぶり上げは無理なので、ラインをつかんで引きずり上げた。

海面まで高さがあるので、落としタモなどを用意していると便利だ。

その後、60cmオーバーのツムブリなどが釣れた。

夜が明けたら仕掛けを交換してイシダイを狙う。

仕掛けは別図の通り、遊動式のゴムテンビンを使用し、食い込みを良くした。
つけエサとまきエサは赤貝を使う。

オモリは30号とし、仕掛けを海底まで落として手持ちスタイルでアタリを待つ。

イシダイは警戒心が強いので、最初のアタリは小さい。

しっかりと食い込んでサオが舞い込むまで早アワセ厳禁の我慢の釣りとなるが、

サオが舞い込んだので全力でアワセを入れて、イシガキダイ45cm級を仕留めた。

磯釣りのメッカ黒島へ!大型魚をキャッチ&キャッチ!【大里港の沖堤防】当日の釣果の一部。

 

黒島は、沖防波堤外にも瀬が多く点在し、磯釣りのメッカである。

この釣り場を今後残すために、ゴミは必ず持ち帰ろう。

<週刊つりニュース西部版 APC・中濱友也/TSURINEWS編>

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この記事は『週刊つりニュース西部版』2018年2月2日号に掲載された記事を再編集したものになります。