近場の堤防で気軽に狙える身近なターゲット「アジ」。近年、そのアジをルアーで狙う「アジング」が流行中だ。今回はそんなアジングの際にあると便利な3アイテムを紹介。
1,クーラーボックス
先ずは釣りといえばクーラーボックス。釣り人の特権でもある鮮度のいい魚を食べるためには、クーラーボックスは必需品。アジは食べても非常に美味しい魚なので、きちんと保冷して持ち帰ろう。
ランガンが有効なアジングにおいては身軽さも重要になるため、クーラーは小型のものを選ぶと良い。30cm台が釣れまくるような羨ましいポイントが主戦場でなければ、容量は10L前後で十分。
また、ロッドホルダーやサイドポケットを付けたり、防水ケースをクーラー内に入れておくなどカスタムすれば、道具が少ないアジングにおいてはタックルボックスとしてもある程度まで代用が可能。荷物をよりコンパクトにできる。
持ち帰り方としては氷締めがオススメだ。海水に氷を入れた潮氷をクーラー内に作り、釣れたアジを放り込むだけでOK。また、手間は増えるが血抜きをしてからクーラーに入れるとより美味しく食べられる。
2,フィッシュグリップ
2つ目に、フィシュグリップ。当TSURINEWSでアジングの記事を検索して貰えば分かるが、ほとんどの釣行記事にフィッシュグリップでアジを掴んでいる写真がある。アジングファンへの普及率が高いアイテムだ。
フィッシュグリップを使う理由
アジのボディはお腹のトゲやゼイゴなど地味に攻撃力を備えている。フィッシュグリップを使えば手への物理的なダメージはもちろん、魚特有のニオイやヌルヌルからも開放される。
また、手よりもしっかりグリップできるため、フックの取り外しもしやすく、手返しが早くなるという利点もある。アジは回遊魚のため地合いが短いことも多く、手返しの効率化は釣果に影響する重要なファクターだ。
それ以外では、写真映えがよくなるというメリットも。デザイン性に優れた商品も販売されているため、購入の際は見た目から入るのも一つの手かもしれない。
もちろんリリースする場合はできる限り魚には触れずにプライヤーなどでハリをはずす方が良い。
3,ランディングネット
アジングロッドは繊細に作られているため、大型のアジやシーバスなど不意の大物が掛かった際、無理に竿で抜き上げようとすると折れてしまいかねない。また、口切れやハリス切れによるバラシの原因にもなるため、抜き上げが不安なサイズの魚がかかった際は迷わずランディングネットを使おう。
テトラの釣りでも活躍間違いなし。テトラでアジングをする際、テトラの足場の狭さや傾斜によって取り込んだアジが隙間に落ちてしまうというケースがありがち。
抜き上げたアジを、シャフトを畳んだ状態のランディングネットでキャッチすることでも、このポロリを防ぐことが出来る。