4月の半ば、東京湾鶴見潮見橋の新明丸の夜メバル・カサゴ船から釣行した。潮回りが悪いながらもフィーバータイムで良型連発。
東京湾の夜船へ
この釣りは今期だけですでに2回目。前回は3月末で、潮回りがよく、18~28cmメバル5尾にカサゴ25尾。ゲストに36cmメジナや良型アジで大満足だった。
夜釣りの出船は土日祝のみに限定している船宿が多い。仕事がシフト制で、不定休の私が乗船できるチャンスはかなり少ない。やっとスケジュールが合ったこの日に期待したいが、潮回りは最悪。
「ダメでもともと」と覚悟して、16時45分に受け付けをすませる。天気は良好、船上20人ほどの釣り人でにぎわう。
ベイブリッジ下でカサゴ連発
17時30分出船。夕焼けがきれいな鶴見川を南下して、横浜ベイブリッジの下を通り、しばらくクルージング。美しい景色を見るだけでも、日ごろのストレスが発散されるようなぜいたくな時間だ。
航程20分ほどで本牧沖に到着。夜メバル・カサゴは文字どおり、暗くなってからが勝負なので、明るいうちは好ゲストたちとの出会いを楽しみにしていた。ところが、右隣が開始直後に良型メバルをゲット。周囲を見渡せば、全体的に小型ながらカサゴがいいペースで釣れている。
私も1時間ほどで10尾ほどのカサゴを釣り上げたが、キープサイズは2尾。期待していたゲストの姿はない。アジのなめろうや、イシモチの中華蒸しを夢想していたのですこし残念だ。
日没とともに入れ食い開始!
18時すぎ、干潮を迎えて潮は止まる。ひん繁にあったアタリは遠のいてしまったが、それから1時間ほど経過して、完全に日が沈むと状況は一変。良型のカサゴが上がりだし、船内はこの日一番の盛り上がり。激しいアタリで私の竿がグイグイ湾曲。まさに入れ食いに突入し20~26cmが連発する。
アタリが遠のいて、「フィーバータイムは終了か?」と思いきや、遠投して広く探ると、また竿先がギューン。19時から20時30分まで、楽しい時合いをすごすことができた。