今回は女性にとってハードルが高いと思われている釣りキャンプを紹介します。ネックとなる虫や荷物などについて解説。女の子も一緒に釣りキャンを楽しみましょう!
女性におすすめキャンプ
「Catch and Eat」という言葉があります。意味は、文字のごとく魚を捕まえ、その魚をおいしく食べることを指します。ワイルドな響きですよね。
今回私は、自然豊かな環境の中で、キャンプを通して釣りだけでなく、景色、料理、食事と五感を最大限に使った楽しみ方をご紹介していきたいと思います。
それでも女性にとってキャンプはとてもハードルが高いはずです。女性にとって一番のネックが虫だと思います。そしてテント泊、お風呂といろいろ悩みどころがあるはずです。そんな悩みを一つでも解決できたら嬉しいです。
荷物
先ず、キャンプを計画する上で一番困ることが荷物!テントに着替えにキャンプ道具。キャンプって、荷物が多そう…。何を持っていたらわからない。用意するのが面倒。女性だけでは無理と思われる人も少なくないはず。
ご安心ください。多くのキャンプ場では、レンタルで様々なものを貸してくれます!
用意や運搬が大変なものはレンタル!あとは、普段の旅行セットに、食べ物を運ぶクーラーボックス、動きやすい服装、日焼け対策グッズ、料理で使いたい調味料、割りばし・紙皿・紙コップといった食器類さえ、用意すれば、準備は万全です。
移動手段は車?
これで荷物問題は解決ですね。でもやっぱり普段の旅行よりも荷物はかさばる。どうやって持っていこう?自家用車がないとだめ?大きい車が必要?と思われるかもしれません。
自然豊かな環境でのキャンプを目的とされる場合、都市部から離れておることが多いので、やっぱり車は必須になります。でもレンタカーで十分!
またキャンプ場までの道は狭くなっていることが多いので、小さめの車がおススメ。レンタル料金も安く済みます。次ぐにネックなのが移動距離!
必ず長距離運転しないといけないの?と疑問がわくかもしれません。
答えはNOです。例えば、私が良く利用する「川のほとりのキャンプ場」の最寄駅である下呂駅は、名古屋から特急1本で来ることができます。
観光地である下呂温泉の真ん中に駅があるためレンタカー屋さんも充実しています。また電車で運ぶのに手間がかかるクーラーボックスも必要ありません。途中のスーパーにはホームセンターが隣接しており、代わりの発砲スチロールを安価で手に入れることができます。
2~3人であれば、軽自動車や5人乗りの乗用車で十分、荷物を乗せることができます。もっと大勢の場合、運転しやすい車を複数台予約するのも1つの手だと思います。
そしてレンタカーを返した後、電車までの時間、下呂温泉を観光できるのも魅力の1つですね。
キャンプ場選びのポイント
キャンプ場を選ぶ時に次のポイントを参考に、キャンプ場を選んでみてください。すべてを満たしているキャンプ場を探すのは、少し難しいかもしれませんが条件が合うキャンプ場に出会えれば、満足すること間違いないはずです。
・自然が豊かで景色も楽しめる
・管理棟が入口付近に設置されている
・釣り場までの距離が近い
・近くに温泉がある
・釣り体験やコースが充実している
・コテージやバンガローが設置されている
・レンタル用品が充実
・公共交通機関で途中までアクセスができる
・近くに女性に人気な地がある
川のほとりのキャンプ場
このような条件に合致するキャンプ場として、今回私がお邪魔したのは岐阜県下呂市にある「老谷(おいたに)の森 川のほとりのキャンプ場」です。このキャンプ場は名前の通り、飛騨川の支流である馬瀬川のほとりに位置しています。
こちらのキャンプ場は運営者さんが女性ということもあり、場内は女性目線で整備されています。また今年度は新たに、女性専用のバンガローが設置され、女性が気軽にキャンプできるキャンプ場です。女性におすすめです。
そしてここはレンタルも充実していて安心です。
※キャンプ場内の施設は、利用者以外の出入りやマナーに反する行為は安全管理の上で禁止されています。詳しくは問い合わせてみてください。
馬瀬川流域の中でも、最上流部に近い川上(かおれ)地区にキャンプ場があります。馬瀬川は、比較的なだらかで、夏は川遊びも楽しむことができます。アクセスは郡上方面と下呂市街方面の2ルートがあり、どちらも途中にスーパーがあるので野菜や飛騨地方の郷土料理「けいちゃん」などを先に購入されることをお勧めします。
近くの釣りポイント
馬瀬川には、「フィッシングセンター水辺の館」という体験施設があります。
そこではフィッシングアカデミーが開催されており、完全予約制にはなりますが「渓流釣り講座」や「鮎釣り体験講座」が開かれています。初心者の方でも気軽に、川釣りを楽しむことができ、キャンプついでの釣り体験におすすめです。
釣り道具は必要?
道具、エサと釣りに必要な物はひと通りレンタル出来るので身体一つでオッケー。施設では、調理場も整備されており、釣れた魚の内臓処理までお手伝いしてくれます。もちろん、その場で食べることもできますが、それはキャンプ飯の楽しみにとっておくことをおすすめします。
実は、私も今年度より講座の講師を務めさせていただくことになりました。女性講師もいるので、清流馬瀬川で是非川釣りを一緒に楽しんでみませんか?
子供にはつかみどりも
川釣りが少しハードル高いな…と思われる方には、魚のつかみどりがおすすめです。童心に返って楽しんでいただくことができるはずです。必ずおいしい魚をゲットできるのも魅力です。
釣りの後は温泉へ
魚釣りも終え、釣果は大漁。キャンプ場に戻る前に川で疲れた体には温泉で一息なんてどうでしょう。
水辺の館のすぐ近くには「スパー美輝」というスパがあります。ここには15種類の温泉があり、飛騨の自然に囲まれた最高のロケーションの中、疲れた体を休めることができます。
川で釣りをするときに必ず購入する、遊漁券を提示すると、割引もありますよ。地元の野菜等の直売もあり、キャンプ飯での買い出しにも便利です。