関西の名マダイ釣り場である和歌山・加太沖。まきエサを食べず、速い潮に揉まれて育ったマダイは市場で高値が付くほどの美味。そんなマダイを手軽に釣らせてくれる、気のいいベテラン船長が操船するのが多部丸だ。
目次
年中ブランドマダイ狙い
多部丸は、京阪神方面から港に入ってすぐにある北の浜公園(通称・くじら公園)のすぐ近くに停泊している。
釣り物は年間を通してマダイが主役!
船長の多部徹氏は加太の海に出てから25年以上、遊漁船の船長としては20年以上というベテラン。加太のポイントはすべて把握しており、確実に魚のいる場所へ連れて行ってくれる。
また、船長の性格は大らかで気さく。初心者にも丁寧に釣り方を教えてくれる他、釣り人の要望も聞いてくれるので、マダイ狙い以外にもその時々で釣りたい物があれば相談してみよう。
伝統釣法『高仕掛け』を楽しもう
釣り場は加太沖の友ヶ島周辺。水深は浅い所で30m、深い所で90mほど。ポイントは港から近くて5分、遠くて20分ほどだ。
釣り方は加太の伝統釣法「高仕掛け(高道具)」。長さが全長15~18mほど、ハリ数は少なくて6本の胴突き仕掛けを扱う。
「高仕掛け」だが、オモリとともに船長が用意しているので、仕掛けの持ち込みは不要。また、根掛かりや絡まったりしても、すぐに代わりを渡してくれるので安心だ。
エサはビニール片?!
加太沖のマダイ釣りでは、この高仕掛けの他にもう一つ特徴がある。
それはエサに透明なビニール片を使うこと。
このビニール片のおかげで、加太のマダイはまきエを食べずに美味しく成長するのだ。「これで釣れるの?」と思う人もいるかもしれないが、船長いわく「まずはこのビニール片を信じること!」が、マダイをゲットするための第一歩とのこと。
マダイは60~80cmという大型がヒットしたり、数は1人10~15匹釣れることもある。それ以外にも、この高仕掛けでは他にアジ、青物、イサギ、サバなども釣れるぞ。
時期によってはノマセで青物狙いもできるので、船長に相談してみよう。
船長おすすめタックル
船長がお勧めするタックルはサオ2m20~40cm(2m40cmより長いサオは扱いづらいので注意)、リールは中型の両軸。ミチイトはPEライン3号ならマダイ、青物どちらにも対応できるとのこと。
3号より太いと潮の影響を受けやすくなるので使わないようにしよう。
レンタル品充実
多部丸ではレンタルタックル(サオ、手巻きリール)の他、高仕掛けが絡まないようにするためのカゴ、ハリを付けるためのマグネット、ライフジャケットなど加太沖で釣りをするための設備は完全に揃っている。
なのでクーラーボックスを持参すれば、それ以外の持ち物は不要だ!
また、船の設備としてはトイレ、イケス、循環パイプなどが設置されているので快適に釣りができる。
年間の釣り物一覧
こちらは主な釣り物一覧。どれも美味しく、お土産にはぴったりだ。他にはサバなども時折交じり、特に冬の時期のサバはマダイ以上に美味しいと言う人も。
料金・出船時間など
釣り料金
▽乗合 1人1万2000円(仕掛け、オモリ、ビニール片付)
▽仕立 1~2人4万5000円、3人5万円、4人6万円、5人7万5000円
※出船前に現金で支払い。
出船時間と定休日
▽出船時間 夜明け~昼前後。集合は船の前
▽定休日 毎週金曜日定休、年始、盆休みあり
設備
トイレ、イケス、電源(24V)、循環パイプあり。探見丸、GPSも搭載
船体データ
全長12m、重量4t未満、最大定員8人
レンタルタックルなど
レンタルタックル(サオ、手巻きリール)あり。根掛かりやオマツリした場合、仕掛け、オモリ、ビニール片は交換の用意あり
代表者コメント
「まきエサを食べず、速い潮の流れで育った美味マダイを狙って年中出船しています。初めての人も仕掛けやサオの扱い方から親切に教えますので、気兼ねなくお問い合わせください」
アクセス
大阪方面からは阪和自動車道・泉南ICから第二阪和国道・深日ランプを経由、南へ30分ほどで加太港。和歌山方面からは阪和自動車道・和歌山ICから西へ30分ほど。
<TSURINEWS・関西編集部>
多部丸☎073(459)1844番。
出船場所:加太港