釣友に誘われ、1月に千葉県南房総の富浦(北ケイセン)へ二日続けて釣行して来た。本命はメジナだが、嬉しいゲストのクロダイも顔見せしてくれた。
初日は千葉県富浦へ
この日は南西風が強くなる予報。朝、内房から海を見ながら車を走らせると海上はまだ凪いでいる。7時過ぎ、富浦に着くと風がなかったので、地磯で竿を出してみた。
1日目の状況
1時間もたたないうちに風が吹き始め、次第に強くなる。正面からの風なので釣りづらい。ますます強まる予報なので、このポイントは諦め南房総へ向けて移動する。
洲崎の通称・別荘下を目指したが、現地に着き道路上から見るとすでに先行者の姿。さらに伊戸まで進んで、1月に仲間が釣果を上げた、工房手前の地磯へ昼ごろ入る。
やや右手沖のほうから風が吹いて、やりにくいが竿を出せないほどではない。ここで夕方まで粘ることにする。
初日の釣果はメジナ2枚
やがて、釣友が沖めで33cmのメジナを釣り上げた。
フグが多いので、強風のなか手返しを速くするのは疲れる。休みながら続けていると、同行者が2尾目をヒット。
沖めは、コマセと同調させるのが難しいので、後ろへ下がって後方のワンド狙いに変え、夕マヅメのチャンスを待つことにする。
これが正解で15時前に初アタリ。37cmのメジナを釣り上げる。さらに、36cmのクロダイを追加。
釣友が移動してくると、すぐに本命を取り込む。このあと、同じようにクロダイがヒット。
二人とも気分よく納竿した。
翌日は『北ケイセン』へ
翌日、朝の予報で「北風が強くなる」と聞いて、昼から富浦の北ケイセンへ単独釣行。南西強風後の北風が、この釣り場は狙いめとなるので、急遽向かった。
金谷まで来てみると海はナギで風もさほどではなくやや期待外れ。釣り場に着くと、すでに3人の先行者がいたが、空いていた堤防に釣り座を構える。先行者は良型のメジナを上げていた。
2日目もメジナ2枚!
風に負けないよう、重めのウキで釣り始めるとなんと2投目で動きがでる。
アワせると確かな手応えでヒット。いい引きを見せてくれたのは38cmのクロダイ。すぐに結果がでたのでホッとした。余裕をもって打ち返していると、すぐにアタリ。
今度はやや弱い引きで35cmをタモ取り。さらに続いて、3尾目が竿を曲げる。しかし、これは歓迎されないタカノハダイ。
少しおいて33cmのメジナがヒット。バラシを挟んで、夕マヅメに38cmの同魚を取り込む。
18時まで続けたが暗くなるとアタリががなくなり納竿。二日続けて釣果があったので満足のいく釣行になった。
<週刊つりニュース関東版 APC・大熊規夫/TSURINEWS編>
富浦新港