食べて絶品の高級イカが愛知周辺のボートエギングで好調です。同時にタイラバやジギングでも多彩なお土産をゲットした模様をお届け!
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・杉浦永)
アオリイカのティップランエギングとは
ティップランエギングとはボートでのエギングを効率よくするための釣り方として、近年人気がでてきているメソッドの一つです。
ティップランは普通のエギングよりも重い設計のエギを使うので、カウントダウンに時間が掛かりすぎてしまう水深10m以上のポイントでもボトムが取りやすく、ディープエリアでの釣りも可能。アオリイカ釣りのポイント拡大にかなり貢献している釣り方と言えます。
ティップランの魅力
ティップランは安全安心なボートエギングを可能にした釣りと言えるでしょう。普通のエギを使用してのボートエギングは磯場や岩礁帯の近くの浅場を狙うことが多く、座礁と隣り合わせで釣りをしているシーンも…。
気を張りながらの操船をしていたのですが、ティップランエギングなら水深5m~50mほどの座礁のしづらいエリアで釣りができます。船長としては安全に釣りが敢行できる点で魅力と言えます。
ポイントの概要
水深5m~50mの海底が岩礁帯であるポイントを狙っていきます。アオリイカ以外の魚種も豊富で、根魚もたくさんいるエリアです。基本的には起伏の激しいポイントを狙うことがほとんどなので根掛かりも多いですが、あえてPE0.6号以下のラインを使用することで糸フケが少なくなり、根掛かりしづらくなります。
使用タックル
使用タックルはティップラン専用ロッドのMAXウエイト80g、適合ライン PE(号):0.4~1号のロッドをチョイス。
リールはエギングリールにPEライン0.5号をセレクトしました。リーダーは2号で、目がいいとされるアオリイカに対してなるべくナチュラルにアプローチでき、かつ弱すぎないタックルバランス。
当日の状況
2024年10月12日(土曜)、天気は晴れ、風速は3mほどと微風が吹いて、とても釣りしやすい気候で丸一日釣りを楽しむことができました。
ティップランエギングの基本の釣り方
ティップランエギングのエギの動かし方は、まず糸ふけを出さないようにサミングを強めにしてボトムまで落とします。ボトムに着底したら素早く糸フケを巻き取って2~5回エギが動くようにしゃくります。
しゃくった後はロッドを水平か少し立てて、穂先のアタリを取りやすいようにステイさせます。 5秒~10秒程度ステイさせてみてアオリイカからのアタリを待ち、反応がなければ、またエギを底に落として同じ動作を繰り返します。
トレースコース
トレースするコースは水深に対してボトムから1/3~1/4くらいの水深を私は狙っています。
例えば水深10mだったら海底から2.5m~3.5mくらいが多い印象です。ラインが斜めにかなり出ている場合は余分にしゃくってみることもあります。