堤防やサーフからハマチやイナダと呼ばれるサイズの青物のほか、サゴシ、シオ、ヒラメなどを狙うライトショアジギング。手軽さとポイントへのエントリーの容易さから大人気だ。今シーズン、このゲームを今まで以上に快適に楽しむためのロッド『VENTO PROTOTYPE(ヴェント・プロトタイプ)』がオリムピックからリリースされる。このロッドについて、同社スタッフの鈴木さんによる解説を以下にリポートしたい。
(アイキャッチ画像提供:オリムピック)
ショアジギロッド『ヴェント・プロトタイプ』
今回の記事を執筆しました株式会社オリムピックの鈴木です。近年大流行しているのが、岸から手軽にさまざまな魚が狙えるショアジギング。その中でライトショアジギングモデルとしてオリムピックからVENTO PROTOTYPE(ヴェント・プロトタイプ)が登場しました。
自身が開発に携わったこのロッドのコンセプトなどについてお伝えできればと思います。
3つに大別されるショアジギング
ショアジギングは、使用するジグのウェイトで大まかに3つに分けられます。
80gを超えるメタルジグを使用するショアジギング、20g~60g前後のメタルジグを使用するライトショアジギング、20gまでのメタルジグを使用するスーパーライトショアジギングです。
求められるロッド性能
これら3つのゲームの特徴や、ロッドに求められる性能と扱いしやすさを表すと以下のような具合です。
・ショアジギング ファイト性能◎、重量×、魚種×、飛距離〇
・ライトショアジギング ファイト性能〇、重量〇、魚種〇、飛距離◎
・スーパーライトショアジギング ファイト性能×、重量◎、飛距離×
(※飛距離はそのタックルで振り抜くことができるなら…という場合の評価)
ご覧の通り、ライトショアジギングはまさに良いこと取りといったところで、3ジャンルの中で最も人気があります。