釣果が安定しないメバリングに出かけた筆者。なんとか最後の最後にメバルヒットと苦戦するも、50cm頭にシーバス連打となったライトルアー釣行をお届け。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター檜垣修平)
春のメバリング釣行
3月ころまでは水温が12~14℃をうろうろしていてまだ冬を引きずっている感じがあった。釣果もイマイチ安定せず、釣れ出したと思ったらぱったり釣れなくなったりするのは低水温や、梅雨か!といいたくなるほどの頻繁に降る雨のせいだったかもしれない。そこらへんはお魚さんしか知り得ないことだが、あんたの腕だよと言われると言い返せないのが悲しい。
しかし4月に入り水温が14~16℃台で推移するようになるとメバルの適水温になるので、釣れないのを環境のせいにするにも限界がくる。とにかく、水温でみればシーズンインといって差し支えないのだから釣れなくても行き続けるしかない。行き続ければいつか振り向いてくれる日がくるに違いない。
タックルデータ
ロッド:TULALA Groovy70s
リール:ルビアスLT2500
ライン:0.4号PEライン+フロロカーボンラインの2.0号リーダー
メバルは渋く撃沈
4/9(火)大潮(最干潮23時頃)、上げ潮がピークに達する手前の20時頃に手近な護岸ポイントに到着。見立ててでは22時頃までは上げ潮が効いて釣りが成立するはずだ。目下狙いはメバルだ。護岸際の浅くなって海藻や石積みに付いているメバルをプラグで狙う。潮は効いているし、新月なので余計な月明りもない最高の夜だがメバルの反応は薄い。
色々試してようやくミニマムサイズがハリ掛かりした。このサイズばかりなのか乗らないアタリしか出せない。流芯に近い所にはいつもならマシサイズがうろうろしているのだが、そちらも今日はダメそうだ。
狙いをシーバスに変更
どうにも反応がないので狙いをシーバスに変更する。ルアーをバスデイ SPM75にチェンジ。メバル狙いでも使うことの多いルアーだが、やや大きめなルアーなのでシーバスも良く釣れる。メバル用ロッドでも扱いやすい75mm、7gの絶妙なサイズ感。ウェイトがあるので遠投して広範囲を手早く探る。メバル狙いの時よりも気持ち早いテンポで探っていると割と早めに食ってくれた。
メバル竿で丁度いいくらいのサイズのシーバスだ。その後も同じようにただ巻きでドリフト気味に流していくが追加が来ない。シーバスも一筋縄ではいかぬようだ。ルアーをフルキャストして流れの効いている所でトゥイッチを掛けるとゴゴンと食った。
ちょっとサイズアップして50cm前後のシーバス。その後にも同様のパターンでセイゴサイズを追加してシーバスの時合いは終わったようだ。
滑り込みセーフでメバル
シーバス時合いが終わったところで時刻は22時前。もうしばらくすると潮止まりだ。まだ潮が動いているうちにメバルに再トライする。さっきまで使っていたSPM75のまま、スローテンポで時折フォールを交えるようにメバルを狙う。
フォール中に掛かっていたのは狙い通りのメバル。サイズはよろしくないがもはや文句は言うまい。釣れてくれたことに感謝である。明日も仕事なのでここで納竿とした。今日はメバルがイマイチであったがなんとかシーバスに遊んでもらうことができた。メバルシーズンは梅雨ごろまで続くが、天候に恵まれてかつ自分が釣り行ける日は意外と少ない。これに懲りずチャンスがあれば通い続ける。
<檜垣修平/TSURINEWSライター>