今が旬のクロ(メジナ)。春磯のターゲットとして人気がある。今回は「クロのゴマ塩」を紹介。魚本来のうま味を引き出す、新感覚のひと品だ。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター松田正記)
ゴマ塩向きのサイズ
ゴマ塩向きのサイズは、ずばり小型。型が小さいものは言うまでもなく、脂が少なく、あっさり。刺し身では少しもの足りないことから、やや味を濃くしたほうが食も進む。
下処理と保存
持ち帰った魚は頭とワタを取り、下処理。すぐに食べない場合は、この状態からキッチンペーパーに包んでラップをかけ、チルドで保存。生食で一週間ほど持つ。
刺し身にする
下処理後はサク取りし、刺し身にする。食感を出すためにも6~7mm幅と、やや厚く切るといい。
ゴマ塩の登場
ここからは最後の工程。まずは刺し身に市販のゴマ塩を振る。これを冷蔵庫に入れて少し寝かせると味が染み、魚の表面に薄っすらと水気が出る。これがまさに食べごろサイン。
フィニッシュ
フィニッシュはレモン汁を少しかけて口に運ぶ。レモンと塩の相性も抜群。ちなみにゴマ塩は「フジッコ・きざみ塩こんぶ・ごま入り」がおすすめ。塩がしつこくなく、昆布と塩の相性もばっちりだ。
<松田正記/TSURINEWSライター>