Fisher526(フィッシャーコジロー)は長崎県大村市松原の鹿の島港から魚が豊かな平戸島方面や五島列島の西側へとルアーフィッシングで出船している。今回は、開業間もない当船で印象的だった釣り人のエピソードを語っていただいた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版編集部・立石寿栄)
長崎の船宿「Fisher526」とは
梅﨑船長は昨年3月21日に開業してまだ1年未満だが、インパクトのある魚が釣れる漁場に恵まれていることを実感している。同じ長崎の海域とはいえ、五島西側は海況に左右されやすい釣り場。波があると平戸周辺で断念することもあるとか。
8kgのスジアラをキャッチした釣り人
天候が不安定になりがちな12月31日、天候に恵まれて五島西側へと出船。行けるだけで大物への期待感がエリア。青物を狙ってジギングをしていたとろで釣り人の1人にサオが激しく曲がる。釣り人からすぐさま「ムリよ~!」との声が上がるが、そこは乗船者で励ましの声を掛けると俄然やる気に。
海面には梅﨑船長も見たことのない赤い大きな物体が浮いてきた。だれかが「アカジン!」と叫ぶ。船長は「なんだか聞いたことがある魚だなぁ~」と思っていると、乗船者がアプリで調べるとスジアラであることが判明。
スジアラは沖縄で釣れる魚。それは未知との遭遇。生息地域の違いもあるが、サイズも8kgとインパクトはバツグンだ。開業した年の最後を締めくくる印象深いエピソードとなっている。
<週刊つりニュース西部版編集部・立石寿栄/TSURINEWS編>
Fisher526
全国でも有数の漁場である長崎県の五島列島周辺を中心にガイド。タイラバ、ジギング、キャスティングなどルアーで狙う魚がメインターゲット。長崎空港から港まで車で15分。新幹線の新大村駅から車で10分と交通の便がよく、遠方からも大変便利です。五島の民宿に泊まるプランもあります。