和歌山県和歌山市の市堀川ボートパークのルアー船heyheyship。同船の兵頭船長に聞いた釣りにまつわるちょっとヤバい話とだいぶヤバい話を紹介したい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWS編集部・五井)
ジグの連続ロストでヤバい連鎖に
まずは、ちょっとヤバい連鎖にハマってしまった人の話。秋の終わり、紀北沖の名物タチウオパターン真っ盛りの日、船は青物の良い群れに遭遇。同船のオリジナルジグ、サーペントスライダーで入れ食いしている人を見たあるお客さん。さっそく船上販売でこのジグを購入したものの、すぐにロストしてしまった。
気を取り直して同じジグを購入、ジャークを開始したところ狙い通り青物をキャッチ成功。出費は嵩んでしまったが、ヒットパターンをつかめたので授業料と思えば高くない。
ここから一気に進撃開始と巧みなジャークで攻めるお客さん。しかし、またもやジグをロスト。ここまで来たらもう引くに引けない状況に。ついに当日3本目となるこのジグを購入し敵を討つように速攻で当日2匹目の青物をキャッチ。得点は3対2、あと1匹獲れば同点だ。
1点差を追うデッドヒートは長期戦に。時間が過ぎゆくなか、魚探には再び大きな群れが現れチャンスタイム突入。だが、あろうことかここで3本目のサーペントスライダーも失ってしまった。
「あきらめたらそこで試合終了ですよ」。そんな安〇監督の声が聞こえてきたかどうかはわからないが、沖上がりが目前に迫るなか、この人は意を決して4本目を購入。しかし、ラスト1投に挑んだところで試合終了となってしまった。このお客さんには申し訳ないが、なんとも不運な連鎖。でも、きっと次回報われるはず!
無認可の釣り船が存在
さて、この話とともに船長から聞いた本当にヤバイ話をひとつ。プロの船長たちは安全最優先で操船しているが、視界の悪い日に無灯火で航行や釣りをしている船がいてヒヤリとすることもあるとか。
何が起こるか分からないのが海の上。にもかかわらず、遊漁船としての正式な認可を得ず、無保険で釣り人を乗せている船も存在する。こういった船に乗っていて事故に巻き込まれても、保証を受けられず泣き寝入りとなる場合もある。こうなると本当にヤバい。
釣りに行くときは正式な遊漁船を選び、安全第一で楽しんでほしい。
<TSURINEWS編集部・五井>
heyheyship
ジギング&タイラバをメインにキャスティングも対応、青物、タチウオ、マダイ、サワラなど多彩なターゲットに対応。夢はでっかくキハダにも照準。ベテランからビギナー、女性まで幅広い層のアングラーのニーズに応えます。レンタルタックル&サポートも充実!ルアー1個から貸出対応!