今年もいよいよワカサギシーズンが始まった。初釣行は愛知県犬山市の入鹿池。今シーズンの入鹿池は減水傾向。減水だとワカサギの育ちが良くないらしく、新子サイズの5~7cmがメインとなるようだ。11月27日の午前6時に入鹿池の見晴茶屋に到着した。まずは
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・松森渉)
入鹿池でワカサギ釣り
店主の奥村さんにあいさつして早速状況をうかがった。
前週までは稲荷山近辺が良かったようだが、前日から教会前付近が釣れだしたとのこと。良い人は400匹を超えており期待できる。エサの紅サシを購入。エレキは持参で、バッテリーはレンタルした(バッテリーレンタル料金一日千円)、ボート代は3千円だ。他にもエレキ、魚探、サオもレンタル可能だ。そして今年から小型ドーム船も新たに登場していた。これから寒くなる時期には活躍しそうだ。
午前6時半に出航して目指すは教会前。朝一の朝靄(あさがすみ)の感じが幻想的だ。教会前に着き魚探で探索するが、思ったより魚は映らない。来る途中で灯台沖と教会沖の間で魚探反応が良かったので、そちらから探ることにした。
釣り方は電動リール二刀流で、1つは底狙いの仕掛け。もう1つは中層狙いの全長が長い仕掛け。オモリはどちらも7.5g。エサは紅サシで仕掛け上部にブドウムシハンガーを取り付けて、そこにブドウムシを掛けて切り込みを入れて集魚効果アップ。
序盤はスロースタート
期待を込めて魚探反応が出ている底付近に仕掛けを落とす。すぐに食ってくると思いきや。アタリは出ない。「あれ?」と誘いをかけてもアタリが出ない。しばらくしてようやくヒットしたのは極小のブルーギルで、思わず失笑。
その後も底狙い、底から10cm刻みにタナを探るが釣れても単発。数が全く伸びない。魚探を見ると、水面から2m付近に大きな群れが入ってきた。すかさずタナ合わせすると、穂先がブルブルと震える。巻き上げると当日初の3連掛け。しかし群れはすぐにいなくなる。
1時間で50匹釣れなければ移動しようと決めていた。開始1時間で20匹。「これはイカン」とばかりに移動する。朝一から教会前辺りで釣りをしている人は全く動いていない。様子を見に行くとポツポツ釣っている。しかし魚探の反応は良いとは思えない。魚探に映らないワカサギが食っている可能性が高い。