漁港でのサビキ釣りでアジ45匹【三重・奈屋浦漁港】ネンブツダイ対策がキモ

漁港でのサビキ釣りでアジ45匹【三重・奈屋浦漁港】ネンブツダイ対策がキモ

突堤でアジ釣りを楽しもうと11月27日は三重県・南伊勢町の奈屋浦漁港へ出かけた。午前6時すぎに到着。外堤基部の広場には、漁師さんの邪魔にならないように隅に車が止まっていた。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)

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海釣り 堤防釣り

奈屋浦漁港でサビキ釣り

道具を持って人が集中している外堤先端を目指す。当日の潮回りは大潮で満潮が午前5時25分、干潮が午前10時59分。下げに入るタイミングだ。先端沖向きにルアー4人、港内向きにサビキの人がおり、ルアーでは良型のカマス、サビキはアジが釣れていた。

漁港でのサビキ釣りでアジ45匹【三重・奈屋浦漁港】ネンブツダイ対策がキモ釣り場の様子(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)

先客たちにあいさつして港内向きに釣り座を構え、使いやすいように道具を配置する。サオを伸ばして遊動ウキ、サビキ6本バリ仕掛け、フタ付きプラスチックカゴをセットする。これで港内向きへ投入してウキ下を底から少し切るくらいに調整。準備ができたら、カゴにアミエビと集魚剤を混ぜ合わせたまきエサを詰め、後方に人がいないのを確認して投入する。

漁港でのサビキ釣りでアジ45匹【三重・奈屋浦漁港】ネンブツダイ対策がキモサビキ釣り仕掛け(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)

ウキが立ったらサオを軽くシャクってまきエサを出す。アジを寄せようと早めに投入を繰り返すと、3投目にウキがピョコピョコ動いて引き込まれた。ファーストヒットしたのは17cmほどのアジだ。連掛けを期待して投入にも力が入る。

ネンブツダイかわしてアジキャッチ

明るくなるにつれて釣り人が増えてきた。シングルヒットに続いてダブルヒットしたが、群れが小さいのか数匹釣れると止まってしまう。

漁港でのサビキ釣りでアジ45匹【三重・奈屋浦漁港】ネンブツダイ対策がキモ群がるネンブツダイ(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)

足元は薄紅色のネンブツダイの大群がこぼれ落ちたまきエサに集まってくる。

漁港でのサビキ釣りでアジ45匹【三重・奈屋浦漁港】ネンブツダイ対策がキモ足元にはネンブツダイ(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)

近場はネンブツダイがヒットしてくるので、アジのアタリを求めて沖向きへ投入。数投するとアジがヒット。サビキ釣りの醍醐昧である鈴なり状態はないが、1匹ずつ着実に追加していく。ウキがシュンと一気に沈むアタリに大物を期待したが、上がってきたのはかわいい小ダイだった。

漁港でのサビキ釣りでアジ45匹【三重・奈屋浦漁港】ネンブツダイ対策がキモ小ダイも顔を見せた(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)

アジ45匹キープし納竿

その後もアジの時合いは長くは続かない。ネンブツダイ、ヒイラギ、小ダイなどのゲストに遊ばれながらも根気よく沖向きや港内向きへ投入を続けてアジをゲット。昼前になると帰る人も多くなったが、代わりに上げ潮狙いの人が多くなってきた。

私は港内で海面に浮かんでいる魚を狙い、飛び交うトンビやカモメを眺めながらおにぎりをぱくつきランチタイム。

漁港でのサビキ釣りでアジ45匹【三重・奈屋浦漁港】ネンブツダイ対策がキモ(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)

午後からも粘釣して、まきエサがなくなった午後1時半まで楽しんでサオを納めた。当日キープしたアジは15~20cm級45匹。最後に釣り座を海水で洗い流してから釣り場を後にした。

<週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
奈屋浦漁港
この記事は『週刊つりニュース中部版』2023年12月15日号に掲載された記事を再編集したものになります。